読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

読闘

ちょっとだけ参加の「地平線会議40年祭」

日にちが決まった時点で、その翌日からの休暇が決まっていたので、さすがにその前日にも休みを申請することができず、「……行けない(涙)」となった地平線会議40年祭ですが、がんばって早起きして第一部だけ聴いて出社。 なお、 地平線会議というのはさいき…

ラプンツェルと悪阻

小さい頃から「ここではないどこか」に主人公が脱出する話が好きだった。童話や民話はだいたい姫や娘や若者や王子が、どこかからどこかに移動したり脱出したりする話ばかりなので、よく読んだ。その中でも惹かれたのはラプンツェルの話だった。初めて読んだ…

ほぼ食べもの日記

9月某日・朝(といってもお昼近い) 朝ごはんに8枚切り食パンにスライスのチェダーチーズのせて焼いたの2枚、栗と焙じ茶のテーブルパン一切れ、乾燥マンゴー漬け込みヨーグルトにいただきものの杏子ジャム、ミルクティ。 www.andersen.co.jp 焙じ茶のパンは…

「文豪・泉鏡花×球体関節人形」展@弥生美術館

素晴らしすぎて展示替え後に二回、見に行ってしまった弥生美術館の「文豪・泉鏡花×球体関節人形」展。幻想的な作品や幽霊譚だけでなく、花柳界に材を採った「日本橋」のちょっと百合っぽい一場面もあり、ときめきまくりました。明日の23日までなので、明日お…

細(略)・その4【追記】あり

下記の件で、バレエのレッスン後、整体に行ったらYSDさんが出てきて釈明。 mmc.hateblo.jp mmc.hateblo.jp mmc.hateblo.jp (1)非常にイライラした感じの口調 →そういうつもりはなかった。今後、言い方、話し方に気を付ける。(そうですね、ぜひ気を付けて…

松本駅のドッペルゲンガー

先日、上高地でStudens for a Free Tibet Japanのメンバー有志で、フリー・チベット・ピース・ウォークをしたことを書いた。ところで上高地は中部山岳国立公園に含まれ、かつ国指定の文化財のため、マイカーでの進入が制限されていて、行くのにいろいろ手順…

高校野球と動物園

酷暑のなかで高校野球全国大会が行われることを残酷ショーだと非難する意見を、今年はツイッターでよく見かけた。選手だけでなく応援する人の中にも熱中症が起きているし、よろしくないなと、わたしも思う。 が、酷暑のなかの高校野球を非難する人が、動物園…

ブッポーソー図解

ブッポウソウというと、姿は色鮮やかですが、その名前の元となった鳴き声「ブッポーソー」は、実はコノハズクのものであることが判明、サントリーの日本の鳥百科では、「羽色は派手ですが、色に調和性が無く、美しい鳥といわれることは少ないようです」など…

ニマ・ラモ講演会と浴衣

◆ニマ・ラモ初来日トークイベント ~姪が語るテンジン・デレク・リンポチェ事件~ 七月十六日の祝日は、獄中死した高僧である叔父、テンジン・デレク・リンポチェの、無実と死因究明を求めるチベット人女性、ニマ・ラモさんの講演会でした。今回も石濱先生が…

チベットの政治犯の姪、ニマ・ラモ講演会のお知らせ

チベット文化の保護と発展に尽くし、チベット全土の人々に敬愛された高僧テンジン・デレク・リンポチェ。 中国政府の迫害によって2002年に死刑宣告(のちに終身刑)、無実を訴え続けましたが2015年に獄中死してから3年が経とうとしています。 姪のニマ・ラモ…

レッスン・温泉・ROHmanon

今月のバレエのレッスンは、月初めに一回、その後四十肩が悪化したりなんだりで月半ばに行く予定が流れ、月末に二回目に行くことができました。とりあえず月二回レッスン達成! 月初めの一回目と共通する悩みとしては、 ・ずっと緊張感を切らさず、頭が上か…

【気になる言葉】おうとう

「『おうとう』の季節です」と耳にしたら、この「おうとう」、どちらの果物を想起しますか?・黄桃:実の黄色い桃・桜桃:さくらんぼ わたしの場合、「おうとう」と聞いて想起するのは「黄桃」のほうなので、太宰治の「桜桃忌」と聞くと、天国の雲の上で、缶…

チベットごはんとインド菓子

クラウドファンディング - MotionGallery (モーションギャラリー)のルンタプロジェクトのイベント「涙を力に!」曙橋タシデレ会。予約をして参加者として来たはずが、いつのまにかスタッフをやっていた。まあ、いつものことです。 イベント用のワンプレート…

【気になる言葉】ティーバッグ

ティーバッグ。茶葉がポットで煎れる用途のものよりか、少し細かく裁断されて、紙とかナイロンとかトウモロコシ澱粉とかいろんな種類の小袋に入っている、アレのことです。 片岡物産 トワイニング ザ・ベストファイブ 50P 出版社/メーカー: 片岡物産 メディ…

挫折からの逃避映画鑑賞

四十肩の調子が悪くて一時間半のバレエのレッスンに行けないと、その挫折からの逃避で映画を見に行っています。というわけで、お題「最近見た映画」。 『蚤とり侍』 www.youtube.com 艶笑譚の艶と笑のバランスがいまいち、というか、どちらかに大きく出ると…

目標達成しました!

わたしの目標(あるのか?)ではなく、ルンタプロジェクトのクラウドファンディング目標達成の件です。 motion-gallery.net 途中、達成されないのではないか……、そうなるとこれまでの支援は……、と不安になりましたが、ラストまで三週間弱のところで達成! ホ…

【気になる言葉】ジャージとジャージー

運動するときとかに着る機能的な服のことを、日本では一般的にジャージというと思うのだが、新聞ではこれがジャージーという表記になっている。「男が黒の上下のジャージーのような姿で防犯カメラに写っていた」とかそういう感じ。 www.sankei.com だが、ジ…

【気になる言葉】誤変換編「まがりなりにも」

ウェブでけっこう見かけるがゆえに、気になる誤変換、ありませんか? わたしはあります。 ・まがりなりにも 「間借りなりにも」と誤変換されているのを見かけると、「居候三杯目にはそっと出し」的な、「間借りさしてもらってる身ではありますが」な雰囲気を…

海と毒薬と日大アメフト部

昨日、二十二日は休みだったので、繋いでいた端末で日大アメフト部選手の記者会見を見ていた。 www.bbm-japan.com そして町山智浩さんのラジオ番組での発言を読んで、何かに似ているなあ、と思った。 (町山智浩)ヤクザも世界中全部そうです。マフィアも全…

バス停にて

www.cinematoday.jp 今度こそ、本当にパヤオは引退してしまうのかもしれない、と思いながらパヤオのパクさんへの追悼の言葉を読んでいたら、椅子から転げ落ちそうになった。 1963年、パクさんが27歳、僕が22歳の時、僕らは初めて出会いました。その初めて言…

アルハラとご先祖

「明治天皇は(略)けっこう面倒くさい酔い方をするタイプだった」 bunshun.jp このぐるなび的記事を読んで、曾祖父への明治天皇からのアルハラを久々に思い出した。 mmc.hateblo.jp 部下が飲まないからって、社内いじめならぬ内裏いじめするって、どうよ。 …

特にいつもと変わりなし

仕事柄、ゴールデンウィークとかいっても暦通りの休みにはならないので、いつもと変わりなく仕事をしています。 仕事場は神保町なんですが、神保町のまともな飲食店のほとんどは、もともと土日祝日にきっちり休み、ゴールデンウィークもそれは同じく。 なの…

なんでも雑誌化

趣味で活動しているコミケサークルの注文書が、「月刊暗黒通信団の注文書」という名前になって雑誌と化したのは、いつからだろう。少なくとも何年か前に吉祥寺のジュンク堂書店に営業に行った際の注文書は、ふつうに新刊情報のみが載っていたのだが……。 2017…

いつでも本が

カバンの重さを左右しているのである。本が。通勤読書用にはなるべく新書や文庫本を持ち歩きたいのだが、積読本を消化していく関係上、そんなにうまくいくわけもない。 あと、新書や文庫本だと下手すると通勤往路で読み終えてしまうことがある。そうするとわ…

【気になる言葉】まっちゃいろ/文部大臣/文字書きさん

今日の【気になる言葉】は小ネタぞろいなので、三つセットでお送りします。 ◆まっちゃいろ 「まっちゃいろ」という字面を見たら、どっちを連想するだろうか? ・抹茶色 ・真っ茶色 絵本だったら、真っ茶色かなあ。いや、いろんな色を紹介する内容なら、抹茶…

4/28からは相田みつを美術館でチベフェスPart2

アースデイ東京でチベット紹介エリアに来ていただいた方、ありがとうござました! 例年、二日のうち一日は荒天なので心配していましたが、二日とも快晴! 暑いからTシャツが売れるかしらと思っていましたが、意外と例年ほどには売れず。チベット医学に基づい…

驚愕の『世界史の誕生 モンゴルの発展と伝統』

読んでいるあいだは、さながら著者に筋斗雲の上に引っ張り上げられ、西に東に過去から未来へ、急ブレーキしてまたちょっと時間を戻っての時空間旅行に、振り落とされないよう必死に筋斗雲にしがみつくが如し。世界的時間旅行をしたいひとにはぜひぜひ、おす…

4/20からは東京チベット・ウィーク♪

明日、四月二十日から二十二日まで、東京・護国寺でチベット・フェスティバル2018が行われます。ちょっと置いて、四月二十八日から五月六日までは相田みつを美術館でも。 インドからやってくるチベット仏教寺院の僧侶による ・観音砂曼荼羅の制作 ・仮面舞踊…

【気になる言葉】運命の人

学部生時代、好きな人のことを「あの人はわたしの運命の人だと思うの!」とおっしゃる先輩がいた。 この「運命の人」の指す内実が、わたしにはよくわからない。好きな人が好き合うべき運命の人なら、嫌いな人も嫌いになる運命の人なのではないのか? という…

【気になる言葉】車を転がす

車を転がす。自動車を運転することが、こう言われているのを目にするたびに、変な気持ちになる。 「車を転がす」といわれると、旧約聖書の「サムソンとデリラ」の怪力男サムソンや、マンガ『北斗の拳』に出て来たような大男が、自動車を運動会の大玉転がしの…