読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

踊素

東京バレエ団「M」モーリス・ベジャール振付@東京文化会館

三島由紀夫没後50周年記念公演とのことで十年ぶりに上演されるバレエ、三島由紀夫をモチーフとしたベジャール作品「M」を見てきました。 www.youtube.com ベジャールが能や狂言、歌舞伎、盆踊りの日本の踊りの動きに精通していて、スムーズにバレエに取り込…

サラダ音楽祭メインコンサート@東京芸術劇場コンサートホール

salad-music-fes.com とても久しぶりにホールで生オケ生ソプラノ生オルガンを聴いている体感で、自分がいかにこれを欲していたのかを実感して涙ぐんでしまった。 NoismはB席しか取れなかったのもあり、やや見づらいところもあったけど、満足。大満足ではない…

一か月のご無沙汰でした

理由はなにかというと、湿気。 わたしはこの時期、湿度が高くなると動きが全般的に鈍くなります。たぶん気圧が低くなるのも関係しているとは思うのですが、湿気になれるのに時間がかかる! 不調のあまりに用事をキャンセルせざるを得なかった日もあります。 …

バレエ鑑賞と「STAY HOME」その3

相変わらずたいして生活に変化なく、通勤中には世間の皆さんが戻って来たなあと思いつつ、出社しています。変わったことといえば、バレエ教室が再開して、レッスン中もマスクを求められるので、涼しいマスクを入手したことくらいかなあ。 room-601.com ◆サン…

バレエ鑑賞と「STAY HOME」その2

お題「#おうち時間」はわたしには訪れないまま、五月が終わろうとしていますが、なんとなく休みの日にはネットでバレエを見る日が多くなってきたかも。というわけで最近見てよかったもの。 ◆イングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)『NORA』(公開終了) …

バレエ鑑賞と「STAY HOME」

お題「#おうち時間」にふさわしく、ネット経由でバレエを見ることが多くなった。欧州での「Stay Home」期間中、さまざまなバレエ団が寄付を募りつつ作品をウェブで期間限定公開しているのだ。 しかし、わたしは時短勤務になったとはいえ相変わらず出勤を要す…

春の憂鬱

花粉症持ちなので、例年、春は憂鬱なのだが、今年は新型コロナでいろいろと生活にめんどくささも加わり、憂鬱度が分度器で30~50度ほど上がっている。 花粉症のほかに喘息持ちで嗅覚障害もあり、膵臓と腎臓の機能が弱めで、ちゃんとした食生活をしていないと…

パリ・オペラ座バレエ団2020日本公演追記

先日、「ああ、今頃オネーギンの、そして今回の引っ越し公演の千穐楽……」などと思いながら調べ物をしていて、鑑賞記に漏れがあったな、と思い出したので、追記。 ◆『ジゼル』 パトリス・バール版の、ジゼルの父が誰であるかを示唆する目配せのある舞台でした…

シレジアを探せ

ふと思ったのです。シレジアって、どこだろう。バレエ『ジゼル』のあらすじには、こうあります。 ぶどう栽培を営む村。母親とともに暮らす娘ジゼルは、ある若者──じつはシレジア公爵アルブレヒトと恋に落ちている。(パリ・オペラ座バレエ団『ジゼル』あらす…

パリ・オペラ座バレエ団『オネーギン』@東京文化会館

先週の厳重な体制に加え、「舞台の出演者に対するブラボーなどのご声援は、飛沫感染防止のため必ずマスクをご着用のうえでお願い申し上げます。」などの注意事項が加わっての公演。 www.nbs.or.jp マチュー・ガニオのオネーギン回と迷って、ユーゴ・マルシャ…

ストーリーが歪むほどの美

ありえないけど、仕事がなくてお金はある、という状況なら、パリオペ全日通ってるんだろうなあ。だってやっぱりマチュー・ガニオのアルブレヒト、見たいじゃないですか! ただオネーギンは……、なんというかマチューが美しすぎてストーリーが変質してしまう気…

パリ・オペラ座バレエ団『ジゼル』@東京文化会館

www.youtube.com 二月二十八日のソワレに行きました。この前日がドロテ・ジルベールのジゼルとマチュー・ガニオのアルブレヒトで、チケットを取るときかなり迷ったのですが、レオノール・ボラックのジゼルとジェルマン・ルーヴェのアルブレヒト、とくにレオ…

そこそこ奇病、打つ手なし

新年早々、モンドール病というものになってました。洋菓子店みたいな名前のこの病気、重病でも難病でもなく、命の危険もないのですが、治療法も特になし。 モンドール病 こちらのPDFがわかりやすいと思うのですが、中年期以降の女性、乳がん手術後の女性に出…

Noismを見に新潟へ

夏にめぐろパーシモンホールで初めて見て衝撃を受け、サポート会員になり、次作は本拠地で見てみようと思っていた、新潟市民芸術文化会館専属舞踊団Noismの新作公演「Noism1+Noism0 森優貴/金森穣 Double Bill」を見るために新潟へ。 m.youtube.com m.youtub…

脳内欲しい本リストの崩壊

まただ。たしかに買おうと思っていた新刊書があったのに、それが何の本だか思い出せない。新聞の書評欄や広告欄、ツイッターで流れてくる読書感想で知って興味を持った本を、メモせず脳内の「欲しい本リスト」に雑多に積み上げた結果がこれだ。 「欲しい本な…

消すと増えるよ

#boysdancetoo というタグをあちこちで見かけて「なんだろう?」と、気になっていたのですが、つまりこれが発端なのでした。 front-row.jp news.livedoor.com アメリカの保守層的な感覚だと、王子たるもの逞ましく男性的にのみ成長すべきで、白タイツなんぞ…

同人誌 新・旧、その他の日記

・その1:C96を終えて 夏コミ打ち上げで知った、校正すべきもう一つのテキストの流れが手違いで堰き止められてたという事実に気が抜け、眞踏珈琲店さんでコーヒーゼリーとジョージ朝倉の描くかわいい女の子に耽溺していたら、ゲリラ豪雨で傘をお借りする羽…

夏コミ直前! 新刊のお知らせ再び

C96夏コミ、Mmcの新刊は『クズ度で見る古典バレエ』、16ページ、予価200円です。日曜西館あ09bの暗黒通信団で出品します。 ロマンチックで優雅なはずの古典バレエの王子さまたちは、現代の基準から考えたら軒並みクズ?! その上、クズというよりワルでしか…

『Noism15周年記念公演』@めぐろパーシモンホール

noism.jp 15周年記念公演ということで、これまでのNoism長編作品群を短縮してオムニバス形式に編み直した『Mirroring Memoriesーそれは尊き光のごとく』 と、新作『Fratres Ⅰ』。 www.youtube.com Noismは、これまで見たいと思いながらもなかなかタイミング…

エイフマン・バレエ『アンナ・カレーニナ』@東京文化会館

www.youtube.com エイフマン・バレエの『アンナ・カレーニナ』を東京文化会館で。衣装や屋敷などが黒っぽくてゴスっぽいのがわたしは好きだけど、好みが分かれるところかもしれません。 それよりなにより、カレーニン役のセルゲイ・ヴォロブーエフがかっこよ…

モヤモヤ映画『Girl/ガール』

最初、この子は女の子になりたいのか、それともバレリーナになりたいから女の身体がほしいのか、とかいろいろ考えてしまった映画『Girl/ガール』、いろいろ痛い映画でした。 心理的な痛さは、トランスジェンダー(というかトランスセクシャル?)の悩める青…

マシュー・ボーンの『スリーピング・ビューティー』

www.hmv.co.jp 喉を悪くしてバレエのレッスンは諦め、薬湯を飲みつつ、BDを買ったはいいけど見てなかったマシュー・ボーンのスリーピング・ビューティーとそのメイキングを鑑賞。あらすじを読んで、メリーベルを身分違いのエドガーが迎えにくる話かと思いき…

映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』@新宿武蔵野館

www.youtube.com 平日でサービスデーでもないのに、新宿武蔵野館はけっこう入ってました。バレエファンではない、ソ連クラスタというか、ロシア語クラスタのご老人がちらほらいたのが興味深かったです。「久しぶりにロシア語聞いたよ~」なんていう会話をし…

ストレッチ教室、レッスン覚え書き、そして思い込みについて

◆ストレッチ教室 二回目は60分コース。日本語学科卒のトレーナーさんと、わたしの仕事の話から、書き言葉と話し言葉などについて話しながらキツさを紛らわせる。 文学は芸術作品だけど、新聞記事や雑誌記事は工業製品、たまにどちらにもどっちともいえないも…

レッスン覚え書き + ストレッチ教室

◆レッスン覚え書き 一月は三回、二月は二回のレッスンを過ぎたところ。 一月に指摘された点: (1)両腕を上に上げる「アン・オー(en haut)」のポーズの時に肩が上がってしまいがち (2)脇や背中が相変わらず詰まっている。脇はともかく、背中側が伸びている…

リメイク版『サスペリア』@ヒューマントラストシネマ渋谷

リメイク版『サスペリア』、面白かったです。見る前から、「ティルダ・スウィントンがピナ・バウシュすぎ!」と思っていましたが、想像以上にピナ・バウシュだし、舞踊団もヴッパタールだし、「ヴッパタールとピナをディスってる!」と問題にならなかったの…

映画『メリー・ポピンズ リターンズ』@TOHOシネマズ渋谷

ディズニーのオリジナルストーリーですが、この「メリー・ポピンズ」なら天国のトラヴァースさんも「ふん、まあまあね」と言ってくれそう。わたしは大満足でした! 冒頭のガス灯のあるロンドン、そしてセントポール大聖堂ですでに涙ぐんでいたほど、心の中の…

アクラム・カーン版『ジゼル』二度目@東劇

新年初映画館、かつ二度めのアクラム ・カーン版『ジゼル』は夫の人と一緒に。夫の人曰く「群舞がテクでいうと三角波がビシッと立ってる感じでとてもイイ! ただパドドゥはあんまり……」。 パドドゥはわたしは違和感なく見ていたけど、クラシックバレエ的な「…

2018年に見た映画

映画館に見に行こうと思って行けなかった作品がけっこうあった気もしますが、まずはベスト10を。 ❶『パッドマン 5億人の女性を救った男』インド映画に必須といわれる九つの要素をしっかり活かしつつ、発明家の理解されなさと孤独、焦燥がじりじりと迫ってく…

レッスン覚え書き・2018年末編

今日が今年最後のレッスン日でした。後半は「バレエのレッスンのためにどう時間をやりくりするか?」という感じだった2018年。ささやかながらできるようになったこと、わかったことなどをメモしていきます。 ◆できるようになったこと (1)まっすぐ立った状…