読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

闘病

春の腰痛

春の腰痛が来た。四足歩行の哺乳類だったころの痕跡か、人間の骨盤は春先と秋冬に向けての年に二回、動く仕組みになっている。春先は開き、秋冬に向けては閉じていくのだが、ぎっくり腰は実はその骨盤の開閉に連れて起こりやすい。どっちだったか忘れたか、…

鬼のような速さで

今週のお題「鬼」で思うのは、新型コロナとそれへの研究や対応の猛スピード具合。あっという間に古びてしまうだろうから、コロナ禍下をテーマにした創作SFは薄い本にするつもりなく、ブログ以外ではサークルの月報のようなものに専ら載せているのだが、それ…

固定電話の保留音

先日、問い合わせることがあってかかりつけ医のクリニックに電話した。クリニックは耳鼻科なので、今の時期は花粉症対応で忙しい時期だ。なので、受付の人が電話を取るまでの呼び出し音も、かかりつけ医に代わるまでの保留音もいつもより長く聞いた。 保留音…

一か月のご無沙汰でした

理由はなにかというと、湿気。 わたしはこの時期、湿度が高くなると動きが全般的に鈍くなります。たぶん気圧が低くなるのも関係しているとは思うのですが、湿気になれるのに時間がかかる! 不調のあまりに用事をキャンセルせざるを得なかった日もあります。 …

疾風のように〜オンライン〜診療〜

お題「#おうち時間」でトライしてみた、かかりつけのクリニックが始めていたオンライン診療。なんというか、そのスピード感にびっくりです。 わたしは喘息などの持病でずーっと同じ薬を飲んでいるのですが、その中の一種類があと数日分なので、オンライン診…

マスクとファンデーション

マスクを洗って使っている。洗えるウレタンマスクが届くのが十日以上あとなのだが、不織布マスクの在庫の底が見えて来たので、不織布マスクも洗って乾かしてから外側にアルコールを噴霧して再利用しているのである。 ところで灰色の洗えるウレタンマスクと違…

春の憂鬱

花粉症持ちなので、例年、春は憂鬱なのだが、今年は新型コロナでいろいろと生活にめんどくささも加わり、憂鬱度が分度器で30~50度ほど上がっている。 花粉症のほかに喘息持ちで嗅覚障害もあり、膵臓と腎臓の機能が弱めで、ちゃんとした食生活をしていないと…

ヒートショックと露天風呂

しばらく前に温泉に行ったとき、大浴場に先客がいた。年齢が若い順に、孫、母、祖母の三世代家族である。大浴場には露天風呂がついていて、母は何度も祖母を誘う。 母「ママ、露天風呂入ろうよ」 祖母「でもね、ヒートショックがねっ」 母「ヒートショック?…

成人の日と、その後のこと

今週のお題「二十歳」のときの成人の日は、高校の同級生の、哲学系の学部に入った友達の下宿で、爆音でクレージーキャッツを聞いたりしながら、のんびり過ごした。そのころの成人の日は、一月十五日固定で、いまのように一月の第二月曜日というさまよえる祝…

そこそこ奇病、打つ手なし

新年早々、モンドール病というものになってました。洋菓子店みたいな名前のこの病気、重病でも難病でもなく、命の危険もないのですが、治療法も特になし。 モンドール病 こちらのPDFがわかりやすいと思うのですが、中年期以降の女性、乳がん手術後の女性に出…

冬コミ予定はコピー誌

夏コミで暗黒通信団から『クズ度で見る古典バレエ』を出しましたが、冬コミは神戸暗黒通信団からコピー誌を出す予定です。 これ↓はボツにした表紙案。ある意味、闘病モノですが、暗くはないです。タイトル・書影などはまた後日! https://twitter.com/kobe_a…

遠出して美術館

夏は暑くて何もできない……、と言いながらも先日、夫の人と水戸に行ってきました。 なぜ水戸かというと、夫の人が崇拝する手塚治虫先生の生誕90周年記念の原画展を、千波湖近くの茨城県近代美術館でやっていたからです。 www.asahi.com いろんなものが入って…

筋肉と生理痛

ほぼ一か月ぶりの更新ですが、わたしは元気です。今日は元気だったけどなんか納得いかない話について。話題が話題なのでお口直しに都度都度、関係なくおやつの写真を入れるよ。 さいきんの東急東横渋谷のミントまつりで当たりだったチョコミントおじさん 先…

実写版『人狼』を映画館で見たい!

日本では10月19日からNetflixで配信開始された実写版『人狼』を見ました。以下、まずはなるべくネタバレなしの感想を。 www.netflix.com 原作の風景を執拗なまでに実写化する情熱と、2029年というすぐそこの近未来SF映画としての換骨奪胎がうまく両立してい…

レッスン覚え書き

諸事情により朝食抜きで、移動中にスムージーとホイップクリームあんぱんのみ摂った状況でアクエリアスを持ってレッスン室へ。 初めてさんが四分の一いたので、いつにもまして丁寧なレッスン、だけど「タンジュっていってもこのように単純ではないんですねぇ…

嗅覚の変容

早起きして出社前に秋の花粉症の薬をもらいに耳鼻科へ。眠い……。 ところで、花粉症の薬は内科でももらえるのに、別で耳鼻科に行っている理由は、ここ数年の嗅覚の劣化のため。今年の春までは耳鼻科で点鼻薬と漢方薬を処方されていたのだが、少し元に戻ったあ…

毒母入院・その3

なにかあれば父からはFAXが送られてくるので、いまのところは母は退院もしてないし、急激に悪化もしていないと思われる。が、おそらくじりじりと認知症の度合いは進んでいるのだろう。 それについて夫の人と、「一歳しか違わないのに、認知症の『に』の字も…

ほぼ食べもの日記

9月某日・朝(といってもお昼近い) 朝ごはんに8枚切り食パンにスライスのチェダーチーズのせて焼いたの2枚、栗と焙じ茶のテーブルパン一切れ、乾燥マンゴー漬け込みヨーグルトにいただきものの杏子ジャム、ミルクティ。 www.andersen.co.jp 焙じ茶のパンは…

毒母入院・その2

母が入院して一週間して父に「その後どうですか」ファクスをしたのだが、返事がない。倒れてたりしたら不安だが、母が退院していたら会うのやだなー、と思って夫の人に、「かわりに電話してみて」と言おうとしたら、「ちょっと行ってくる〜」と趣味のバイク…

毒親入院・その1

父から、「ヘルパーさんに二人での生活は無理と言われたので、老人ホームに入ることになりそう、よって一度、ケアマネさんと話をしに来て」という報せで出向くことにしていた前日、午後に母が救急車で入院。ホーム入所の手続きのはずが、入院手続きに向かう…

細(略)・その4【追記】あり

下記の件で、バレエのレッスン後、整体に行ったらYSDさんが出てきて釈明。 mmc.hateblo.jp mmc.hateblo.jp mmc.hateblo.jp (1)非常にイライラした感じの口調 →そういうつもりはなかった。今後、言い方、話し方に気を付ける。(そうですね、ぜひ気を付けて…

超個人的ブラトップ比較

最初は乳がん手術痕をいたわるために、最近では四十肩でふつうのブラのホックを後ろで留めたり外したりできなくなったために、いろいろ買ってます、ブラトップ。今日はその個人的な比較。 スロギー化繊 (トリンプ)Triumph スロギーG028 カップ付きハーフトッ…

レッスン覚え書き

・筋肉痛になってるところは顕著な順に、膝直上の縦の筋肉、お尻直下の縦の筋肉、ふくらはぎ、腹筋(腰痛も顕著といえば顕著なんだけど、いつものことなのでレッスン覚え書きとして書くか悩む) ・ジャンプを16回しながら着地するときに交互に足を前後にスラ…

マイ・ベスト・シャンプー

10年前、白髪が出始めていたので美容院でへナ染めをした。どうせ染めるなら自然っぽいもので、と思ったのだが、へナはわたしの髪には合わず、なんだかごわごわで、しばらくしてもパーマがかかりにくくなってしまった。そのときに強めのパーマ液を使ったのが…

焦らず無理せず

今年の目標は、「無理しない」。年明け早々の手術入院などもあり、そう誓ったのだが、喉元過ぎればってやつで、回復してくるともともとせっかちなのもあり、無理しそうになる。 特にバレエ。放射線治療も終えてようやく復帰した四月は、毎週通う! とか思っ…

二つのBへの復帰

一つ目のB 昨日、ようやくレースとワイヤーの付いているブラに復帰した。この本↓みたいな高級ランジェリーではないけど、やっぱりレースは身に着けると心が浮き立つ。 La Perla: Lingerie and Desire 作者: Isabella Cardinali 出版社/メーカー: Rizzoli 発…

夜桜連想

夜桜を眺めながら一人で歩いていると、ほの白い花に、早逝した友だちの顔を思い出す。白い花が、お棺のなかの白い顔を思い出させるのだろうか。 若くしてこの世を去った友だちについては、こちらが年経るごとに、「なにか手立てはなかっただろうか」という思…

姿勢と治療

一か月ぶりに手術した東大病院に経過を見せに行き、病院手前で思わぬお花見をし、電子カルテ問題が解消されたのか会計まで意外と早く終わったので、出社前に整体にかかりました。 どの整体院に行っても言われるのが、身体の左側の筋肉の張りが強いこと。これ…

放射線治療のメリット・デメリット

三月になって雪が降るのも珍しいので、今日はちょっと外出、セブンイレブンのイートイン席からお花見をしました。 さて闘病ブログ的な話を。 1.5センチ四方の乳腺内の乳管異形成を手術で切除、その切除した細胞を病理解析して、ようやくそれまでの「乳がんな…

肉、そしてスロギーとの邂逅

乳がん手術後は、手術が簡単なものであれ、大変なものであれ、下着選びを再考する必要に迫られます。 それについて、主に手術について図入りでちょっと生々しい話をするので、切り傷とか苦手な方は先に進まないで、このウィンドウを閉じて、お茶でもしに行っ…