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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

タンタンと香水と

◆青い蓮

こないだ発表された青い薔薇は、イメージの中の「紫の薔薇@『ガラスの仮面』」だった。

青い芥子、これは銀座で働いてたとき、希少であるがゆえに高価、だけどけっこう地味な植物の入荷が多く、あっという間に潰れてしまった花屋で見た。ほんとに青くて、それこそヒマラヤの写真集なんかで見るような青空の色で、ぞわっと鳥肌が立った。

さて、青い蓮。これ、タンタンのお話の一つなんだけど、昨夜、なにげなく点けてたいつものチャンネルではじまったのが、これだった。

いやー、お話は解決してないんだけど、冒頭でもう笑った笑った。内容に関しては、第二次大戦前らしいアジア大陸で、悪徳日本人に搾取されそうになってるインド人と中国人が、タンタンに助力を頼む、というあまり笑えない骨組みなんだけど、日本人側の敵が使う毒の効果が、アニメではものすごいことになってた。

「タンタンを見ててこんなに腹筋をヤられるとは!」と、ほんとに海老のように体を屈めてひーひー笑いました。

原作だとせりふが同じだとしても、文字だけで抑揚がないから、ぜんぜん違う印象なんだろうなあ。


◆置き傘ならぬ

置き香水、ブルガリ・オ・パフメ。暑いと出勤前につけ忘れがちなので、ロッカーに置いているのです。もちろん、ちゃんとつけて来た日でも、気分転換に使ったり。

自宅でつけるのも似た系統なので、バッティングしないのです。というか、新しい、別な香りを買いに行っても、気付くと似たような、粉っぽく甘いお茶とかお花、果物系になりがち。

この系統にはまったのは、見た目だけが気に入って、飛行機の中で買ったカール・ラガーフェルドのサン・ムーン・アンド・スターズ。それ以来、ブルガリのこれとか、ゲランのチェリーブロッサム(前のクラシカルな壜のほうが好き)とか、気付くと似たのを買ってます。

と、ひさびさに会社でつけたのでメモしてみました。

ところで今日も帰り、暑いし! とか言ってパリヤでココナツタピオカのジェラート。これはココナツミルクの濃厚さが出ていて、入ってるタピオカも冷えてはいても硬くなく、よいアクセントでした。


◆クラシカルな香水といえば

ゲランのチェリー・ブロッサム旧型!
壜だけじゃなく、壜の蓋もかわいい、箱もかわいい。

リニューアルしたデザインは、どーでもいいです。グリッターとか入れなくてもいいし。香調も変わったんだっけ? だったら、ほんとにもう二度と会えないのね(涙)


◆「タカラヅカみたい」

と言われたこともあったなあ。太陽に月に星という名前ってだけなんだけど。わたしが買ったのはもう少し大きいサイズで、壜がすりガラスのところに、立体的にお日さまやお月さま、星が浮き出ていたのです。

これも、壜から蓋から箱から、ぜーんぶかわいい。箱なんて内側までかわいい。さすがラガーフェルド!