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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

【FRF’04】天晴れ最終日

山が青いー。

あさごはんは一日目から宿を移ったとこのテラスで。このあと氷と飲料を猫車で運ぶので、しっかりはらごしらえ。

で、えっちらおっちら基地まで運んで、ビールでひといきついたあたりから、どんどん晴れてきました。ひとりあぶらだこ@Whiteへ移動。晴れてんのにステージのとこだけ下北沢とかの地下のライブハウスのようなみっちり感。

終わって、ほんとはモカソフトを食べたかったんだけど、機械の故障とのことで、ところ天国でベジ・バーガー。肉のパテも売り切れとのことで、すべての消去法のもとでチョイスしたこれが当たり! たいへんに美味い。トマトなしのラタトゥイユ風味に下準備した茄子パプリカたまねぎ、そして生のスライストマトを、豆ディップを塗ったバンズにはさんでありました。蜻蛉なんかも飛び交い、気分も上昇、血糖値も上昇、 同時に気温も上がって、川遊びの衆が急増!

で、そんな楽しげな川を横目にHeavenへ移動。ハナレグミを連れといっしょに見るため、キヨズ前で落ち合う約束だったんだけど、まだ時間あるし、満腹のせいか急に眠くなり、Heaven入り口脇で斜面を利用してうたたね。どうもこのとき左足首を虫に刺され、かいた汗で日焼け止めが流れて日焼けしたっぽい。

しかしこのときはあまりそれに気付かず、むしろ連日朝まで呑みでふらついてる連れを待ち合わせ場所で発見したりする。ぽんやーとお日さまとシャボン玉の似合うステージを見て、川に移動。連れは短時間熟睡、わたしは靴と靴下を脱ぎ、三脚椅子を洗い、足も洗ってさらに冷やそうとしたら… 川が冷たすぎて30秒でギブ!

そんなふうに川で涼んだあとは、再度Heavenに戻り、カンカン照り+早川義夫がずっとりと重く肩から背中から浸食してくるので、草の上に寝ころんで、吹く風に歌が撹拌されてから消化。

さてそれからいったん、会場をあとにし、今晩の宿にチェックインし、またもどってくる。ごはんとか食べて、近親相姦チックなTHE WHITE STRIPES@Greenに、「バンドってふたりでここまでできるんだー」「こいつらバンドコストカッターできるよね。お前とお前は帰ってヨシ!って」とか言いつつ見る。その前後にも、モリッシーの代わりが発表されてないか見に行くが、いつまでもTBA

結局出てきたのはスミスのコピバン。しかし、曲が終わって拍手が起こると、自分の立場がわかりすぎるほどわかっているのか、「ユーアーカインド」「ユーアーファイン」と繰り返すヴォーカル氏に、「娘の連れてきた彼氏が気に入らない父親の気分だ」と言っていた基地の主も、「なんだ、もう帰るのか?また遊びに来ていいんだぞ?って気分」になっていた。

とはいえ途中には「こいつ、まさか夕飯食っていく気じゃ… それどころか泊まっていく気じゃ…」というような気分の移り変わりもあったご様子。

さて、そのthese charming menが終わって、すこし繰り上がって渋さ知らズオーケストラ。なんか出たとこVJみたいな画面が邪魔だったのと、前半あんまりおバカ全開じゃなかったので、誘われるまま!!!@Redへ。行ってみるとまだSPACE COWBOY中。みょんみょんぴゅんぴゅんおゅんおゅん言うDJにぴょいぴょい跳ねて体力使い切りそう、と思っていたら、連れの様子がおかしい。渋さでコーフンして前のほうに行って踊りまくった影響か? テントの外に出て地面に座って聞くことにする。

が、体育座りして膝の前で組んでいる手が外れるとまた組み直す、というのを超高速で繰り返したり、寝言を言いはじめたのを見て、「これは… キテる」といったん仮眠しに戻ることに。その連れて帰る間も、ふらふらしながらぽんぽんと支えているわたしの手をたたきながら、「Mmcもここまでの大きさになるには大変だったでしょう〜」とか言う。「大きさって、168cmのこと?」と聞くと「そうそう〜」。もうそんな会話ばっかりで、脱力しながら部屋にもどったけど、Quiet Stormには起きられず朝まで熟睡。 そんな最終日でした。