読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

チェーン系のカレー屋にて。

高校生男子がふたりでカレー屋の二つとなりの席にいて、帰るという片方をもう片方が引き留めてる。


「うち泊まればいいじゃん」
「明日も学校用あるってば」
「電車なら朝5時から動いてるよ(にっこり)」
「や、そういう問題じゃなくて(苦笑)シャツないし」
「おれの白シャツ貸してあげるよ」
「午後部活だし。ポロシャツがいいな」
「…。ピンクのポロシャツならあるよ」(スポーツファッションに縁遠い感じで困りつつ)
「や、それ無理」(コートでは白シャツじゃないと困るテニス部かなにかか?)
「えー、帰んのー?」
「だって俺あしたも泊まりだし。あ、メール」
「誰?」
「松子(仮名)」
「 」(聞いておきながら完璧なノーリアクション)
「松子がお前の写メ送ってだって」
「えー、なんでだよー」(と言いつつ変顔で撮られる)
「うわキモ!」


そんな感じでずっとじゃれているのだった。ちなみにべつにどちらも美少年ではない。