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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

中腰で降下しながら痛みに耐える

ひさびさにっていうか、生涯二度目、しかも10年以上ぶりに飛行機が降下中に耳が痛くなる。以前はフランス南部の山間部を小さい飛行機で移動した時だったので、機体の小ささによる剛性の問題で気圧の影響が強かったのかと思ってました。その後、国内外のジャンボジェットではなにごともなかったし。


なのになのに、この日、東京→広島間の飛行機が降下し始めたときに、右耳を中心に頭も頬もあごも首もめきめきと痛くなり、それまで楽しく読んでいた本のページさえめくれなくなってしまった! 痛すぎて、そういう時の対処法とされるあくびさえできない。エコノミークラス症候群を避けるため、いつものようにスチュワーデスさんとのお見合い席だったのですが、首さえ動かせないので彼女の足と自分の膝の間のものしか視界になく、しかも痛みのあまりそれらさえも時折モノクロに… あまりにひどいので、脳溢血とかってこんな感じなんじゃ、と痛みとは別の脂汗さえもにじむ始末。


飛行機を降りる段になってようやく収まってきたものの、移動中のバスのなかで飴をもらって舐めてもある程度以上痛みがなくならず、あくびをすればばりばりばりという恐ろしい音と共に耳の中で痛みが復活(涙) 車酔いみたいに薬があればいいのに。ないのかなあ、とぐぐってみたところ、これって航空性中耳炎っていうんですね。そして、「100%完全に予防できる方法はありませんが、」ということで、予防法はないみたいです*1


しかも「症状の軽いものは大部分が着陸後に自然治癒しますが、後日耳鼻科医受診が必要となるような重症例もあります。」とか書いてある*2。ひー、重症例ってどんなことになってしまうのですか! こ、怖いからぐぐらないでおこう…。