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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

アークヒルズシネマウィーク@カラヤン広場

定時上がりなら仕事帰りに溜池山王でちょうどいい時間に映画がかかっている*1というので行ってみた。今日のプログラムは「ショートショートサマープログラム」。Program Aの5本を見てきたけど、どれもけっこう楽しめた。もう5本のProgram Bは見ないで帰ってきたけど、ちょっと後ろ髪。人はそんなに座ってなくて、というかけっこうガラガラで、だんだん増えてきてもまだ1/3くらいしか席が埋まってない感じなのが、広場で映画見てるんだなぁと風通しよい気分倍増!


1つめのハンガリーのアニメ『Maestro/マエストロ』が始まるときはまだ暗くなりきってなかったのがちょっと残念。これと最後のフランス映画『Le Diner/初ディナーデート』は、ラストが「そう来たか!」というちょっとした驚きのあるオチが良かったなあ。しかし、フランス映画のほう、そんなキモい男でいいんですか? その手段でしか気持ちが語れないって、ある意味ドラマの方の『アキハバラ@DEEP』のページじゃん…


2つ目は情の厚い韓国ならではのお話『Mandarin Ghost/マンダリン・ゴースト』。湿っぽい『ぼくんち』みたいな、まあよくあるビンボー話なんだろうけど、不覚にも何度か涙ぐんでしまった。でもタイトルは字幕にあった通りの『みかんおばけ』で良かったような気がします。だってマンダリンとかいうから古の清朝の貴族が少年に乗り移る話かと(それじゃ『ヒカ碁』だよ…)。


3つ目『Pillowfight/ピローファイト』は冬に見たかった夫婦のベッド縄張り争い。しかし二人にはそのベッドは幅が狭すぎるよ。それともちゃんとダブルなのに二人が大柄なせいでシングルに見えるのか?


4つ目の『東京天使/TOKYO TENSHI』は柄本明がピエロみたいな元天使役の話。カンニング竹山とか高橋マリ子とかわりと名の知れた人が出てるのに、作品の存在を初めて知った。洞口依子松雪泰子みたいな死神天使がどうやらマリ子ちゃんだったらしい*2んだけど、あんなに妖艶だった? 2年前の映画なのですが…


明日は盲目の子どもたちがエベレストを目指す映画と、イーディ・セジウィックの映画が、土曜日はヨゼフ・チャペックのアニメ含むチェコと日本のアニメがかかります。


ちなみにタダです。トゥーランドットやバカナルとかがおつまみやビールで出店してます、ってまんま会場がそのお店の前なんですけどね。

*1:http://www.ehills.co.jp/rp/dfw/EHILLS/event/ark_cinema/2008/cinema2008.php

*2:ぐぐったらやっぱりそうだった。なんか顔変わった? 一番下のプロフィール写真はわたしの知ってるマリ子ちゃんだけど… ポラはメイク濃いだけ?>http://www.wani.co.jp/act/actors/025.html