『魔法にかけられて』
ようやく見ました。ディズニーのここまでやっていいんかいっていうセルフパロディっぷりが凄かった。あとジゼルがカーテンでドレスを作っちゃうところは『サウンド・オブ・ミュージック』のパクリだろと思いつつ、『カリメロ』でプリシラがお母さんのドレスから自分の頭につけるリボンを作って怒られるエピソードを思い出したりもしました。
ちなみにジゼルは純真なだけでプリンセスとしての資質があるかは最後までわたしにはわからなかったのですが、ジゼルを追ってきた王子・エドワードに関しては「まさに王子!」とひざを打つシーンが。
それは、ジゼルが毒りんごをかじってしまい、「真実の愛のキスでなら目覚める!」とエドワードがトライするものの、目覚めない。そこで即、選手交代してジゼルが目覚めたときの、エドワードの喜びに輝く笑顔! 愛する人が蘇るなら、自分がその運命の相手でなくたっていいという潔さと懐の深さに「これこそまさに王子!」と感じ入ってしまいました。