あかねの焼きりんご@三茶マメヒコ
野田の能を見る前に、シアタートラムの筋向いのマメヒコで。
ドアを開けたら入ってすぐ左のケースに紅いピラミッドのようにりんごが積んであって、もうそれで頼むものは99%決まってしまいました。名前は「あかねの焼きりんご」*1。開演まで40分くらいだったので、時間がかかりますか? と念のため訊いてみると、「もうできていますので、あたためてすぐお持ちしますよ」といわれ、アイスハーブティとともにオーダー。
10分ほど経ってやってきたそれは、皮のどこにも皺がよっていず、かつ破れてもいないつやつやの焼きりんご。その皮にナイフを入れると、まるで茹でたてのフランクフルターにナイフを入れたときのような「ぷりっ」とした感触! たまりません。焼き加減は中の実の色が変わるほどじっくりではないのですが、くたっとするまで(たとえばアップルパイのフィリング直前くらいのように)加熱したのがお好みの方にも、ぜひ一度試していただきたい食感です。