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「ミッシング・ピース 東京展」と「Feel TIBET」

「ミッシング・ピース 東京展」の関連会場「Feel TIBET」で、家族がずっと欲しかったというところに、思いがけず手ごろな大きさのものがあったので、マニ・ラコーを買いました。


マニ・ラコーは携帯用の小さいマニ車です。ちなみにマニ車とはなにかというと、チベット仏教真言が表面に書かれていて、これを回しながらお祈りを唱えるためので、祈りを込めてこれを回すと、回せば回した分、真言を唱えるのと同じ功徳を積めるとされています*1。つまり、チベット語がわからず、唱えているチベットのお経で意味がわかるのは「オン・マニ・ペメ・フム」だけであるわたしであっても、これがあれば少しは功徳が積めるかな、ということで。


ほかにもチベットの声明のCDや白ターラー菩薩と緑ターラー菩薩がリバーシブルなお守り、観音菩薩お守りにチベット国旗ストラップを購入。ほかにもタルチョとかチベットのイラスト地図(イエティの絵もあり)とかもあって、ちょっと迷いましたが、とりあえず。


「Feel TIBET」の展示は、チベットのお札や貨幣、印鑑などの、かつての日常生活がしのばれるものからチベット文字のさまざまな書体によるお経や、お経以外のチベットの詩、晴れ着6着その他その他、さほど広くないスペースなのに盛りだくさん。マニ車も回せるし(脇に数珠も設置済み!)、バター茶やチベットのハーブティが150円で飲めたりもして、なんとなく学園祭っぽい雰囲気!


しかし、「Feel TIBET」の催し物でとっても参加したいものは平日ばかりなのが残念すぎます。ビデオ上映の「ヒマラヤを越えてチベットへ」(ドイツのシェーファー探検隊が撮影した1939年頃の白黒・無声映像)、「1956年釈迦生誕2500年祭 ダライ・ラマ14世 パンチェン・ラマ10世 インド巡礼」、「ダライ・ラマ14世即位50周年記念式典」が見たいのに、全部平日上映なんです… 


11/8(土)に「ビデオプログラム(調整中)」とあるので、そこで見られるといいなあ。あと、11/3(月・祝)と11/9(日)はタンカ製作やチベット医学のお話、音楽の演奏があるみたい。


ちなみに「ミッシング・ピース 東京展」*2は代官山のヒルサイドテラスの3ヵ所で、「Feel TIBET」*3代官山駅から八幡通りに出る手前の奈良県代官山iスタジオの2階で、どちらも10/17(金)〜11/9(日)まで開催中です。