大晦日は北島マヤ的プレイを聴きに
とうとう天才少女ピアニストの演奏を生で聴く機会がやってきました。
ネット上で小林愛実ちゃんというピアニストの演奏にハートを打ち抜かれてから今まで、演奏会というと海外だったりなにかの会員オンリーのステージだったりと、なかなか直にその演奏を聴くことができなかったのですが、今年の大晦日、オペラシティでのベートーヴェンのピアノ曲祭り『I LOVE BEETHOVEN 16人のピアニストによる、ピアノ・ソナタ全曲演奏会』*1に彼女が出演するのです。演奏スケジュールは以下のとおり。
11:00 小林愛実 5、19
11:35 イリーナ・メジューエワ 9、27
12:15 岡田将 4、16
13:10 山本貴志 3、6休憩
14:10 三輪郁 14(月光)、18
15:00 辻井伸行 11、29(ハンマークラヴィーア)
16:15 三舩優子 7、28
17:15 横山幸雄 8(悲愴)、24(テレーゼ)休憩
18:10 迫昭嘉 25、32
19:00 杉谷昭子 12、13
19:45 田崎悦子 15(田園)、17(テンペスト)
20:40 若林顕 20、31休憩
22:00 菊池裕介 2、22
22:45 関本昌平 10、26(告別)
23:30 清水和音 1、23(熱情)
24:15 伊藤恵 21(ワルトシュタイン)、30
すべて聴き終わると年が明けているそうですが、朝11時からの彼女の演奏を聴くためだけのチケットを取りました。ようやく、生で愛実ちゃんの演奏が聴けます。ずっとこの日が来るのを待ってました。
ちなみに1ステージ(1プレイヤー)券1,000円、通し券でも12,000円。大晦日のベートーヴェンは第9だけじゃない! という方にはぴったりの企画ではないでしょうか。
なお、「通し券はパスになっており、1つの席を複数の方が交代で利用できます」*2とのことなので、ベートーヴェンのピアノ曲好きなお友だちと、それぞれが好きな曲や好きなピアニストの時間を交代して聞いたりとかも楽しそうです。
さてこの演奏↓は今から5年位前、7歳のときの愛実ちゃんのベートーヴェンのピアノソナタn°5。
ウェブの動画を追っているだけでも年々、進化しつづけている彼女の演奏が、いまどうなっているのか、ほんとうに楽しみでたまりません。ただ、欲を言えば、初・生・愛実ちゃんは、リストかショパンで聴きたかった。でもそれも年明けに東京ニューシティ管弦楽団との競演*3でかなうので、来年のことだと鬼に笑われようが、今からわくわくしています。
ちなみに最近の愛実ちゃんのショパン。
また、進化してます。以前の日記に書いたklingsor93さんことpatrickさん*4が11月2日に追加された3点のうちの一つであるこれを、夜中に見つけて聴いていたら、とつぜん涙が… 脳が受け止めきれなかった衝撃が目から流出したようです。動画でさえこれなんだから、生で見たら星くんと左門くんなみに涙を流してしまいそう。
それにしても、彼女はどこまで進化するのでしょうか。
愛実、…恐ろしい子!
*1:http://www.operacity.jp/concert/calendar/index.php?year=2008&month=12&type=list#31
*3:http://www.koransha.com/music/kobayashi_aimi2009/index.html
*4:http://www.youtube.com/user/klingsor93、ソフトフォーカスのようなピンボケのせいか、愛実ちゃん、思春期太りっぽくなってきた気がしますが、んなこたー気にせず弾きまくってほしいです。