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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

ネパールにいるチベットの人たちのこと

鼻粘膜が花粉でやられすぎて鼻血が良く出るようになってしまった。鼻水も相変わらず滝のようなので、「わ、鼻水」と思ってティッシュ使うと鼻血だったりして赤いティッシュにびっくりです。


ていうか鼻血が止まらないので今日出かけられないかとやきもきした。どうしても止まらなかったら鼻にティッシュ詰めてその上からマスクという手段を取るしかないのだが、しかし、鼻血が出ている以上ずっと喉が血の味で、そのうち血の粘度のせいで喉が痛くなってくるのには参る。


で、今は今朝起きてから3回目の鼻血噴出中。顔洗ってメイク落として寝たいんですけど。できれば髪も洗いたいのだが、その最中に鼻血が出てくることを考えると… 鼻に詰めてたティッシュは外せたが、喉は量は減ったみたいだけど相変わらず血の味。早く止まってくれ…


ちなみに今日は「チベットは今〜最新のビデオ映像&勉強会(第3回目)」に行きました。


ネパールのカトマンズで、チベットの子供たちに教育を提供するプライベートスクールの先生・ツェリン・ギャルポさんのインタビュー映像を見たのですが、今年で25歳の彼が、ほとんど生徒の保護者に押し切られるようにして引き継いだ学校長の仕事をしっかり引き受けている姿に、いろんな意味で自分が恥ずかしくなる(学校の様子はこちら>http://cebs.vedacenter.jp/)。


ツェリンさんは、親中国の現ネパール政府の悪いほうに弾力的な法の運用のせいで、難民カードももらえなければ、ネパールの市民権ももらえず、そのためインドなど国外に行けず、ネパールで商売をする許可もむずかしく、というわけで効率的に学校のためにお金を稼ぐことができないでいて、それでもチベット人のためになにかをしたい、と、25歳でたったひとり、現地通貨にして40〜50万円もの借金をしてそのプレッシャーを負いつつ、学校のやりくりをしている(ツェリンさんからのメッセージはこちら>http://cebs.blog26.fc2.com/)。インタビュー映像も最初のほうはそのプレッシャーによるストレスが如実に彼の表情に表れていて、語り口が冷静で滑らかなだけに、本人が制御できないところで溢れ出している苦悩がとても気の毒だった。


今日の映像では会の主催者のニティヤーナンダさんが忙しすぎて、インタビュー内容の翻訳が全部は間に合っていなかったのですが(それでも徹夜で作業されたとのこと)、一度、学校についての映像の音声を最後まで翻訳した上で、ショートバージョンとロングバージョンとをYoutubeに上げる必要があるのではないかと思う。そうなれば学校運営の寄付も今より集まりやすいのではないかしら。ちなみにサポートの内容や方法はこちらにあります>
http://tdf.vedacenter.jp/support/support.htm
子ども達の教育に必要な費用は次のとおり:

・1ヵ月約5,500円の援助で、1人の孤児が寮で生活しながら学校で学べます。
・1ヵ月約2,500円の援助で、1人の貧しい子供が学校で学べます。
・1ヵ月約39,000円の援助で、学校の施設の賃貸料が賄えます。
・1ヵ月約6,000円で1人の教師を雇えます。

あと、チベットからネパールに移転してきたチベットの子どもたちの孤児院兼学校・TCPの月間サポーターとして今月から寄付の振込みをはじめたのだが、ツェリンさんのプライベート・スクールのためにもやりくりして寄付をしていこうと思う。


ちなみにTCPは正式名称をチベタン・チルドレンズ・プロジェクトと言って、月々3,500円からネパールにいるチベット難民の支援ができます。
TCPのサイトはこちら>
http://tcp-np.com/
ブログで子ども達が遠足している様子なども見られます>
http://tcpnp.blog9.fc2.com/


このプロジェクトは知人と少数のスタッフがボランティアの手で運営されているもので、明日は一時帰国される現地スタッフの方がいらっしゃる報告会に行ってきます。


さて… 鼻血、止まったかな〜。