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『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』二度目を予約!

さきほど、家族に訝しがられつつ、今週土曜の映画の座席をウェブ予約しました。なぜ訝しがられているのかというと、ノイズやパンクは聞いてたけれど、ヘヴィメタにいっさい、興味のないわたしが、ヘヴィメタバンドのドキュメンタリー映画を予約してたから。


そう、たしかにわたしはヘヴィメタにはいっさい、興味がありません。しかし、この映画、『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち*1だけは別。



映画の応援コメントでも書きましたが、前の職場でパワハラされて、心身ともにくたびれ切って大好きだった仕事を退職、鬱々と次の仕事を探してたときに知人に薦められて『アンヴィル!』を試写で見ました。


それまで一日3〜5社から落とされまくってて、もう好きな仕事じゃなくていいからワードとかエクセルの能力を切り売りして糊口をしのごうかな、と思っていた時でした。実際、そういうエントリーもしていたものの、エクセルもVLOOKUPとかピボットがこころもとなかったりでなかなか決まらず。


それから数日して、前職よりグレード高め、ムリめの仕事の求人発見。『アンヴィル!』を見ていなかったら、どうせムリだから、と見送っていたと思うけど、やっぱり好きな仕事しなきゃだよな、と思い切って応募。筆記と面接が終わったあとは、正直、落ちたと思いました。でも、合格ました。「やっぱり好きな仕事がしたい」という気持ちが、映画を見た後湧き上がってきていたせいだと思っています。


そして今、『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』を、ヘヴィメタを好きでもなんでもないたくさんの人に見て欲しいと思っています。こんなおもしろくて笑えて泣けて、かつ自分のやってきたことに自信が持てる映画、そうはないから。


ちなみに笑えて泣けて、というと暑苦しいのでは? と思う人もいるかもしれませんが、見ているときは一部「おっさんBL…」などと腐った目で見てしまったりもしました。だって齢50にもなったおっさんがおなじくおっさんに「おまえじゃなきゃ感情をぶつけられないんだよ」「愛してるからだよ」って言いながらカメラ回ってるのに泣くんですよ? これを萌える瞬間と言わずしてなんと言いましょうか。


もちろんクライマックスの瞬間も素晴らしいし、彼らの現在の活動が映し出されるエンドクレジットも素敵でした。


さて、映画の東京と神奈川での上映は今週末、次のとおり。

・TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
→ 10/23(金)24:10 | 26:20
→ 10/24(土)19:30 | 22:00 | 24:10 | 26:20
→ 10/25(日)19:30 | 22:00


・TOHOシネマズ 川崎
→ 10/24(土)19:30 | 24:40
→ 10/25(日)19:30


・TOHOシネマズ ららぽーと横浜
→ 10/24(土)
SCREEN9/22:00 | 24:00
SCREEN10/16:55 | 18:55

*1:公式サイトはこちら>http://www.uplink.co.jp/anvil/