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SFTJブース@アースデイ東京2010(4/18)

ちょっと早く出て、知人がいるはずのワコールブースを探すもなぜか見つからず… なにしろもう人が! とにかく多い! 昨日は神泉から出てNHKの外側を通り、混雑と無縁にチベットブースに難なくたどり着いたのですが、今日は現地で軽くお昼を食べるという目的もあり(トマト味噌ソースのもちきびピザを食べました。美味しかった)渋谷公会堂側(今はCCレモンホールですね)から入って人波をもろにかぶって抜けていったら、人の多さで方向感覚が狂ってしまったっぽい。迷ったところからチベットブースに戻るのも一瞬「?」でしたが、橋のたもとという立地が幸いして戻れました。

しかし、橋のたもと。昨日と同じくずーっと日陰です。どれくらい日陰かというと、mixiFree Tibetコミュでお借りしたこの写真の左側がSFTJのブースで、この日陰が一日続くという…

そんなわけで歩いてくる間は日当たりと人波で暑かったのに、ブース内にいるとどんどん冷えてくる。自分だけかと思ったらみなやはり寒がっていて、お日様は偉大だァ、とアースデイらしい思考に。

今日は英語ではあまり苦労することがなく、お客様にチベットの吉祥紋について訊かれるという難題があったりしつつもわかるスタッフが近くにいて説明を変わってもらったりしましたが、その後ブースに立ち寄ったタシ・クンガさん(昨年、ダライ・ラマ法王が国技館でご講義された際にチベット音楽を演奏された日本人のチベット音楽家)に「あなた、この(吉祥紋の)説明できるでしょうね?」と訊かれ「…吉祥紋だということは知っていますが、7つのうち聖なる貝と終わりのない結び目くらいしかわかりません」と白状し、いくつかについてあらためて教えていただいたりしました(滝汗)。要するに今日も勉強不足で冷や汗をかいたわけです。

とはいえ冷や汗ばかりでもなく、自分の亡くなった祖母をほうふつとさせる和服姿のかわいらしい老婦人にチベットモチーフ(吉祥紋のひとつの終わりのない結び目)の状差しを気に入っていただいて御守りといっしょにお買い上げいただいて、それもお友達へのプレゼントとのことで気持ちが和んだりもしました。また、チベット支援していることが明瞭になる缶バッチが突如流れるように売れ出したり、ネパールに亡命して尼僧院を営んでいる尼さんが作られたお守りが、3種類のうち観音菩薩様のものは今日の午前中で売り切れ、もう1種類の白ターラ菩薩様のは今日5時の時点で見本の1点のみになり、スタッフが「欲しい。売れ残ったら買いたい…」と虎視眈々と狙うなど、アースデイという場所柄、チベット支援の空気の濃い時間を過ごせてしあわせでした。

そして今回のアースデイでは、昨日も今日も知人友人がチベットブースを訪れてくださり、またご寄付いただいたり、お買い物をしていただいたりと、とてもありがたい気持ちでした。そう、ほんとうにこういう機会はありがたい=有難い=レア、なのです。ふだんの生活ではチベットについての支援の気持ちをリアルに分かち合う機会がとても少ないので、こんなふうに肌でその空気に触れることがあると、支援する心の炎の貴重な燃料になります。昨日・今日とチベットブースに寄っていただいた方、どうもありがとうございました。

〆にもう一枚。この写真は同じくmixiFree Tibetコミュでお借りしたSFTJブースの裏側写真です。昨日、会場外側から来た際はこれのおかげでブースがすぐわかり、助かりました。