読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

『必死剣 鳥刺し』@渋谷

官僚社会+ヤクザ内部闘争的。衣擦れやつばぜり合いなどの音、障子越しの光や戸の開け閉めに伴う気配の描写が素晴らしい。来るだろうな〜というところに来るべきものが来るはまり具合は時代劇としては快感ではあるが、話としては救いは特にない。アホ殿は悔い改めないままだし…


そこでしか発揮できない能力を買われるも、それを逆手に取られて討たれるっていうのが実に官僚社会的で(っていうかまさに江戸時代の官僚の話なんだから当たり前か)、さとゆー*1のこととか思いながら劇場をあとにしました。