『仕事の流儀』吉田都さんの回
19日に芸術劇場で吉田さんの英国ロイヤル・バレエ団引退公演の『ロメオとジュリエット』を見たあとに録画していた『仕事の流儀』の吉田都さんの回を見た。しかしこの番組の男性アナウンサーの発音、いつも慣れないなあ。「〜なのか」が「〜なのkha」という感じなので。
それはいいとして、テレビで見てさえ鳥肌ものの舞台だから、あと二年、せめて一年はロイヤルのプリンシパルをできたように思うけど、舞台裏を見てしまうと、この段階での引退を決めたのがわかって涙が出てしまう。
それにしても、背景も衣装もないレッスン室の吉田さんの演技は凄い… 彼女の演技でそこにいない人物がいるような錯覚が起きる。スタジオが火事にでもなって消防士さんとかが入ってきたのか? みたいな感じでした。一瞬後に、「あ、演技だったのか!」とびっくり&納得。
ところでいつも思うのだけど、突っ走る狂気を感じさせられるプロコフィエフもいいけれど、チャイコフスキーのロマンチックなあのメロディーでのバレエ『ロメオとジュリエット』を見てみたいものです。