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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

アースデイ東京2011

アースデイ初日の23日は、前夜から雨。起きても大雨。ていうか土砂降り。なんとか予定の時間通りにアースデイの会場に。雨風はぜんぜん弱まらないので寒いなか開店準備など。今回は新作のフリーチベット缶バッジが何種類もあって、雨なのにこれはよく出ました。といっても立ち寄られる方々のほとんどほかのブースの人だったりしたような…。


食事関係は買っても食べるとこがないので自分のブースに持ち帰って食べる。お客さんで傘をさして食事のお皿を塀の上において食べてる人とかもいて、なんか雨のときのフジロック@苗場を思い出す。ちなみにわたしがこの日食べたのは、キノコのトマトソースのピタパンと、ティラミスふうクリームチーズのクレープなど。おいしかったけど寒さのせいで旨さ3割減って感じ。


2時ごろに雨の中ありがたいことに友人が数人来てくれ、缶バッジなどお買い上げいただく。予想通りかわいらしい蓮の花デザインがよく出ました。それから自分の入る時間が終わったのもあり、友人とマメヒコへ。ここでもいろいろうまいものを食べる。帰路につき、地元の商店街で買い物途中に醤油ラーメンと餃子。



あけて日曜。雨、ほんとにやむのかなー、と懸念してましたが、しっかり晴れてくれたので、チベットの民族衣装を持って会場へ。ところがブースに近づくと人気がない? なんと販売部の女子Mさんが一人で黙々と働いていました。なぜ晴れたのにみんな来ないの〜、と思いつつ、昨日のお天気で風邪引いちゃったか? と心配に。


そのうちSFTJ代表のチベット人、ツェリンさんが「ごめんごめん〜」とやってきて三人で準備。しかし、昨日流しっぱなしにしていた『ジグデル〜恐怖を乗り越えて〜』のDVD&プレイヤーが見つからず、探しまくる。この映画を撮った監督は、それが中国でのいわゆる国家転覆罪に問われて不当に拘束されていて、今日は彼を釈放してもらうためのスタンプ署名アクションをするので、昨日にも増して映像を流す必要があるのに…


で、いったんあきらめて開店準備を続けていたところ、今日は国旗も売ろう、と思いついたMさんが国旗のストックの中からDVDが中に入ったままのプレイヤーを発見! しかし、なぜこんなところに。その後持参のチベット服に着替えたところ、ツェリンさんに「カワイイ」と言っていただき、チベット人のお墨付きがあるなら、まあちゃんと着れているだろうと一安心。


そして開店してからはやはり缶バッジが売れまくり、販売数のカウントが間に合わないほど。お香やお守りもよく出ました。暑くなったのもあってかT シャツのお買い上げも。お昼ごろに交代要員が数人到着したので、数人で鹿肉メニューを求めて移動。その際にいろんなところで女子から「(衣装が)カワイイ!」と言われまくり、ずかさずブース47の宣伝。そして鹿肉は、ポテトサラダサンドを持参していたのもあり、ソーセージ目当てだったのですが、目前で売り切れてしまって鹿ロース肉の炒めものごはんに変更。害獣として駆除された野生の鹿なのですが、思ったよりやわらかいお肉でおいしかったです。


鹿肉ブースはすごく混んでいて、そのあいだに一緒に昼食に出た人で、311の際に仙台に出張していた方の話などをうかがう。地震後12日の夜まで仙台にいらしたそうですが、仙台ではみなさんコンビニでも買い占めなどなく、必要なもののみ買われていて心を打たれたそうです。そして、出張先は仙台の大学で、医学系の講座だったそうなのですが、その講座の担当教授は、なんと4月から東京で講座を再開されているとのこと。もちろん今月は仙台から高速バスなどで来て授業して一泊してまた高速バスで帰られたのです。すごい熱意!


昼食から帰ってからもまた缶バッジ売れまくり。映画監督釈放のためのスタンプ署名も、お買い物された方のほとんどがご協力くださり、ありがたい限りです。それと、チベットサポートでふだん30〜40代のSFTJメンバーとしか交流してないのですが、こういう場だといろいろな年齢層の方が関心を持ってくださっているのがわかって、励みになります。


昼食で並びにに並んだりして時間を食ったので、昨日と同じく2時までいる予定を3時半前まで延長。普段着の上にチベットの民族衣装を着ていたので、ブースの奥で生着替え(誰得w)して帰りました。そして帰宅後は体力の限界で即バタンキュー。