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キルティ僧院への攻撃停止署名にご協力ください

チベット・アムド地方の重要なチベット仏教寺院、ンガバのキルティ僧院がいま、中国政府の武力鎮圧を受けています。

2011年3月16日以降、チベット北東部のアムド地方ンガバをはじめとするチベット人居住エリアで、中国当局の武力を伴った抑圧が厳しさを増し、反発する地元チベット人との間で緊張が高まっています。

なかでもンガバのキルティ僧院では、武装警察と軍が僧院を封鎖し、約2500人の僧侶が飲み物も食べ物もないまま監禁状態に置かれて数週間が経っています。僧院内に突入しようとする武装警察と軍から僧侶を守ろうと、多数の地元住民が寺院前に座り込んで警察と対峙し、住民に負傷者が出たという情報も伝わるなど、事態は一刻の猶予もない局面に至っています。

4月22日未明、警察と軍による封鎖状態が続いていたンガバ(中国四川省阿壩自治州)のキルティ僧院に、中国の武装警察の特殊部隊が強行突入。門前に座り込んで寺院を守っていた住民が武力で強制排除され、60歳の男性と65歳の女性が殴り殺され、多数の負傷者が出ました。僧侶300人が連行され、現在、寺院は境内に駐屯した公安と軍の監視下に置かれ、僧侶は外出も外部に連絡することも宗教行事をとりおこなうことも許されず、僧院全体が軟禁状態となっています。四川省当局は4月21日から省内のチベットエリアへの外国人旅行者立ち入りを禁止、事実を隠蔽しています。

Students for a Free Tibet Japan(SFTJ)では、これをやめさせるための署名を募っています。以下のサイトから、四川省党書記にンガバでの弾圧をやめるようメールを送ることができます。趣旨にご賛同いただけましたら、ご協力お願いいたします。

PC版 http://ow.ly/4N1is  
携帯版 http://ow.ly/4N1km