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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

抗議の焼身自殺が相次ぐほどのチベット弾圧を即時停止するように求める緊急アクションにご協力ください。

http://www.sftjapan.org/nihongo:news
現在チベットでは、抗議の焼身自殺が相次ぐほどの弾圧が続いています。
チベットのアムド地方ンガバ(四川省阿壩州阿壩県)で、9月26日に18歳の僧侶ロブサン・ケルサンとロブサン・クンチョクが、10月3日には17歳の僧侶ケルサン・ワンチュクが、さらに10月7日に19歳のチュペルと18歳のカヤンが、中国当局チベット政策に抗議して焼身自殺をはかりました。5人は連行され、生死も不明です。

ンガバでは今年3月16日、ロブサン・プンツォ(20歳)が抗議の焼身自殺で亡くなり、抗議した非武装の住民が武力で制圧され死傷者が出ました。また、8月15日にはカム地方タウ(四川省甘孜州道浮県)でも僧侶ツェワン・ノルブ(29歳)が抗議の焼身自殺で亡くなっており、チベット東部のアムドとカムで、わずか半年間に7人もの若者が命を投げうって「最後の手段」に訴える異常事態になっています。

この相次ぐ悲劇は、中国政府のチベット政策の誤りを証明するものにほかなりません。中国政府は「チベットは経済的発展を遂げ、チベット人は生活に満足して幸福に暮らしている」と主張します。しかし、生活に満足し幸福に暮らしているいったい誰が自ら死を選ぶというのでしょうか。

恣意的な逮捕や拘束と密室裁判、軍隊の駐屯や外出制限など武力と権力による抑圧、愛国教育という名目での思想強制――すべてが、チベット人の誇りを傷つけ、支配する者とされる者との溝を修復しがたいものとしているのです。

ンガバの現状を是正するためのアクションにご協力ください。
http://apply.sftjapan.org/kirti/