暗黒通信団のイヤガラセ＠c81＆池袋ジュンク堂

わたしが同人誌を出してるサークル・暗黒通信団では、今回の冬コミc81で、半額シールを貼っての新刊既刊関係ないセールをイヤガラセとして敢行しまし た。なお、この「イヤガラセ」とは、大人の知恵比べ的いたずらというか、おふざけ、お遊びを指し、既存権威へのからかい（同人誌なのにコピー誌にいたるま でISBNを付け、消費者から要請されたら書店や取次が動かなければならないようにする）から既成概念への挑戦（同人誌の新刊が値引きされるわけないｗ　 え？　半額？）などの暗黒通信団側が仕掛けるものがあります。

一般参加者に向け暗黒通信団が設定した挑戦項目、円周率詠唱の桁数やクーポンによる割引の設定は、一般参加者からの暗黒通信団へのいやがらせを広 く募るための方便です。こちらは、円周率を2000桁以上覚えて暗黒通信団新刊セットをタダでゲットに加え差額を現金でゲットによるサークル側が完敗を喫 したものや、食物でクーポンを作成という美味なるもの、刺繍でクーポンを作成などの愛らしいものまで多岐にわたります。

今回はその食物クーポンで、夏コミではビアグラスにカッティングシートでクーポンを記し、グラスの中はゼリーというクーポンで参戦された方による、パイに生地で「c81」と記した暗黒通信団クーポンのフェーブ入りガレット・デ・ロワが登場！　ちなみに1/4切れいただきましたが、美味しかった～！ （今までの挑戦者たちの軌跡はここ参照：http://mikaka.org/~kana/d.htm?sarashi-j）

さて、当日、2011年12月31日14:30。同人誌に半額シールが貼られはじめます。もちろん、こんなふざけたことをやるサークルはほかにはありませ ん。常に新たなイヤガラセ（参加者の目を剥かせるおふざけ）を追求した結果が今回の半額セール。半額で入手してもはがしにくいシールのため、転売できな い、といういやがらせのはずが、ブースの前は黒山の人だかりでした。

みんなきれいな本が欲しいだろうからシール貼ってない方から買うだろう、というサークル代表の目論見は外れましたが、おもしろい風景が見られてわたしは楽 しかった。半額シールの貼られた自分の本が、半額でも売れ残っちゃったらどうしよう、というスリルも味わえます（無事、シール貼付分は売り切れました。どうもありがとうございます）。

そんなこんなで今回も楽しかった冬コミ。帰りの夕映えも美しく、満足感とりんかい線の満員の熱気に包まれて帰宅しました。

さて、新年になりましたが、暗黒通信団では2月の一ヶ月間、池袋ジュンク堂でのイヤガラセを行います。有名絵師さんが活躍してるわけでもない理数系サーク ルが、なぜか一般書店でフェアを行うことになりました。と、言っても、行くと平台に暗黒通信団の本が積んであるっていうだけなんですけどね。あと、もしかしたら店頭にノートなど置いて、いただいた質問やご感想に団員がお返事するということもある、かも、しれません。予定は未定。以下は昨日、コミケ会場にて 配ったお知らせチラシです。お近くに御用の際は、ぜひお寄りください！