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神田ニコライ堂のバザー♪

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神田ニコライ堂(聖ハリストス正教会)の秋のバザー、今日の朝10時から始まっています。ピローグ(ピロシキふう肉のパン)やボルシチ、ケーキ類、じゃがもちその他の屋台が出ています。ロシアだけじゃなくルーマニアのワインなどもあり、クロスステッチで刺繍の施されたティッシュケースやレース編みの花瓶敷きなどの手工芸品もあり。

わたしは去年まで出ていたピロシキを買うつもりで、今日の昼休みに行ったのですが、今年はピロシキ係さんが体調を崩されたとのことで、似たような肉のパンであるピローグとケーキ類を買ってきました。

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…いや、ほんとはピロシキあるいはそれに類するものプラス、ケーキは一切れのつもりだったんですが、バナナケーキもあったのでそれとアップルパイをお願いしたら、信者婦人会のロシア人であろう骨組みも肉の厚さもメイクも骨太なおばさまに流暢な日本語で「チーズケーキもどう?」と言われ、「いやー、さいきん自分で作ったので…」と、断ろうとしたら、「でも味違うでしょ? これも買っていきなさいよ」と、おかんライクに売り込まれ、ついつい…。で、ケーキは三切れになりました。

それから拝観料を払って、ろうそくとニコライ堂(正式名称は神田ニコライ堂でも聖ハリストス正教会でもなく、「東京復活大聖堂」)のパンフレットを手渡され、撮影禁止の聖堂内へ。丸屋根の高い位置の明り取りからのほのかな日光と、ろうそくの明かりにイコンに使われた金色がちらちらと輝くのがなんともいえず静謐な気分を誘います。こういう雰囲気でお祈りしていたら、わたしも野良カトリック信者にはならなかったかもしれないなあ。

さて、バザーは明日、土曜の午後3時で終了です。ニコライ堂が気になっている方、中に入ってみたかった方、ぜひこの機会に。建築物を見るだけでも楽しい場所です。屋台の食べ物は、聖堂の前の広場のテーブルでどうぞ。

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