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ポコラート宣言 2014@アーツ千代田3331

18日に最終日の「ポコラート宣言 2014」を、友人に教わって見に行ってきました。アウトサイダーアート的なものあり、細かな作品あり、大作ありで、言語化できないパワーにすごい当てられました。仕事の日じゃなければ延々5時間くらい見てたかも。

「ポコラート宣言 2014」というのは障がいのある人・ない人・アーティストが「ポコラート全国公募展」の第1回から第4回までに応募された延べ4,820作品・2,292人の作家の中から選ばれた54人による展覧会。54人ってだけで見るのにパワーが要ります。

わたしが好きだったのは、
・東本憲子さんの、業務用プチプチのロールのプチプチ一個一個を色とりどりの蛍光マーカーで模様を描くタイルのように塗り分けてる作品。
・畑中直子さん、市川航也さんの細密画
・川戸由紀さんの、TV番組を絵コンテのように描き起こした作品
・平野智之さんの絵本のようなマンガのような作品
・熊田史康さんの一つの部屋にたくさんトイレのある模型群
・森本孝さんの、ロボットとカラスの戦いをジオラマにした作品。バリ島のバロンダンスのテーマや、モーツァルト魔笛、南米のマジックリアリズムの世界を思わせる神話的な雰囲気。
・谷本光隆さんの「王の帰還」が主題のユリシーズをヨーロッパ中世のコスチュームで描いたような大作(ほんとにデカい!)

すごかったなー。またやるなら、また見に行きたいです。今度は仕事のない日に!