日本SF展@世田谷文学館
来た見た買った。たぶん2時間か3時間くらいSF世界を彷徨ってました。
わたしが会場に入った直後、SF嫌いのおかしなおっさん、いや、おじいさんが、わざわざ2階の展示室の入り口まで来てSFは文学じゃないとかって大声でディスってたのには閉口したけど、展示を見終わって、スタンプラリーを終えるころには、SFの愉しみを知らないかわいそうな人だなあ、という気持ちになってた。SF万歳!
驚くのは星新一の作品メモの字の小ささ。人はここまで小さい字が書けるのか、と驚嘆。そして小松左京への某氏からの熱くナイーブなほどに素直な手紙の実物は、鼻血もの。SF書く人なんてみんなひねくれた人ばっかりに違いない、という先入観を打ち砕かれました。いや、まあ。同業者同士だからさらけ出したのかもしれませんが。
惜しむらくは、DAICONフィルムとかそのあたりが触れられてなかったこと。だってウルトラマンの撮影技法とか解説されてたら、どうしたって『アオイホノオ』の庵野ヒデアキを思い出しちゃうじゃないですか!