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英国ロイヤル・バレエ『ジゼル』@東京文化会館

サラ・ラムとマックレーでジゼル。サラ・ラムの目の大きい、ムンクの思春期の少女のような顔は、こういう役に合いますね。そして彼女が小顔なせいか、今まで薄々感じていたマックレー、バレエダンサーにしては顔というか頭大きい疑惑が確定。ヒラリオン役よりおでこの幅分だけ大きいような。

サラ・ラムはバレエダンサーとして普通に小顔、だと思うのですが、先週のロミオとジュリエットもサラ・ラムで、その時はムンタギロフとの顔の大きさの差は全然気にならなかったんですよねえ。

実は今回はオシポワ第一希望で出していたのがサラ・ラム祭りになったのですが、ジュリエットも十代の思い詰める役だし、合ってるなあと。そういえば、いつぞやの不思議の国のアリスもカスバートソン目当てだったのに、故障でサラ・ラムになって、でも予想以上によかった覚えが。ご縁があるのかしら。

ところでロミオとジュリエットに続いて指揮者が同じだったのですが、いつも演奏が不安な楽団なのに、大きなミスもなく、別の楽団みたいでした。やはり指揮者でずいぶん変わるものですね。

それにしても、ジゼルのウィリのコールドで、一番、足音のしないバレエ団ってどこなんだろう。こないだのロイヤルもけっこうドタドタだったし、東バも……だし。