チベット好きの行ってみたい場所
今週のお題「行ってみたい場所」
出不精なので、あまり行ってみたい場所というのがない。しいていえばチベット本土や、インド北部でチベット文化の色濃いラダック。
……なのだが、チベット支援に本格的に参加し始めた10年前から、おとな喘息になり、またやはりその頃遭った2度目の交通事故(2度とも徒歩や自転車で軽自動車にあてられた)で、気圧の変化に弱くなり、どうも標高の高いところに行ける体ではなくなってしまった。
ではそれほど標高の高くないチベット文化圏、すなわちインドはダラムサラのチベット難民政府の街はどうかというと、ダラムサラ自体は問題ないのだが、そこに至るまでのインド国内の暑さがおそらく暑がりの自分には耐えられない気がする。今年、ダラムサラとネパールに行ってきた夫の人は、「40度超えでも湿度がないから日陰は涼しいよ」と言うのだが、湿度がないというのはこれまた喘息患者には恐怖。
と、思っていたら「別冊少年マガジン」11月号で、講談社が手掛けるチベットまんが第2弾の連載が始まってた!
作品中の薬草や薬の作り方は、日本で唯一のアムチ、小川康さんが一枚噛んでいるのでは? と思う詳しさ。というか講談社、チベット推しの編集者さんがいるみたいですね。ありがたい〜。
ともかくしばらくはこのまんがで18世紀チベットに行った気分になれます。なお、講談社が手掛けたチベットまんが第1弾は『流転のテルマ』(最終4巻は電子書籍のみ)。作者の蔵西さんは現在、マトグロッソで新たなチベットマンガ『月と金のシャングリラ』を連載中!