一週間遅れのバースデーケーキ
上野の東京文化会館にバレエを見に行くと、帰りにほぼ毎回寄っているお店、湯島ワイン食堂パパン。まあとにかく、なにを食べても美味しい。でも夫の人と二人だと頼める皿数に限りがあるので、友達を呼んで一度に多品種食べたりもしています。
で、先日もまた別の、パパンが初めての友達と四人で行ってきました。メニュー説明の時点でお初の二人から上がる嬉しい悲鳴。悩みましたが、結果的に前半は魚介、〆に肉をがっつり食べるメニューに。
白レバーのムース、蜂蜜とブリオシュ添え
かぼちゃ、トマト、ビーツのクーリとミントの泡を添えた生野菜と温野菜の
鯵冷製に柑橘ソースとビーツ添え
アリゴ:パパンの看板メニュー。マッシュポテトをグリュイエールチーズに混ぜたフォンデ
海老としらすのキッシュのような温製テリーヌ
帆立の雲丹ソース焼き
ジビエ:九州の猪
牛ハツ:塊をコンフィにしてから表面をロースト。赤身な
そして最後にこれも美味しすぎて悩むデザートを選ぼうとしたら、夫の人の暗躍で、思いがけず一週間遅れのバースデーケーキが!
誕生日当日翌日はわたしが早出残業でゆっくりできず、そのため夫の人は、いつものように生ケーキを買って帰ってお祝いできなかったのが心残りだったそうで、遅れてもやるべきかお店の人に相談したみたい。相変わらず中身が乙女です。
それにしてもこのケーキ、ジェノワーズがおいしい! そしてホイップクリームにはなにかのお酒がきかせてあってキルシュのような違うような。聞いたらアマレットでした。シャインマスカットは皮ごと食べられる種のないぶどうなので、さわやかなショートケーキに。ジェノワーズといい、このホイップクリームといい、シャインマスカットでクリームやジェノワーズが水っぽくならないところといい、ビストロなのにケーキ屋さんみたいな凄い仕上がりのケーキだった……。湯島ワイン食堂パパン、恐るべし!