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検査スタンプラリー

手術前の検査あれこれ1日目。この日はこれまで東大病院に来たなかでももっとも早い9時半に病院到着。御茶ノ水駅から竜岡門、東大病院、東大構内しか停留所のない超ローカルな都バスに乗っている時点ですでに眠い。東大病院で乗り過ごして東大構内まで行ってしまわないよう、車窓からの景色をタイムラプスで撮るなど。
ちなみに会社に提出する休暇願だの健康保険での治療費控除だののために診断書を書いてもらったりもするので、あと二日くらいは手術前に東大病院に行く見込み。なんかそういうのほんとめんどくさいんで、東大病院の診察券をカードリーダーに通したら即申請、みたいなIT開発が早く行われてほしい。ていうかマイナンバーがそういうことができるんだったら賛成するけどさー、番号書いてある紙をどっかにうっちゃったりしないんだけどさー。なんならクレジットカードのウェブ決済みたいに、カードの患者番号打ち込んでパスワード入れるとPDFかなんかで必要な情報が生成されて、それを目的の宛先にメール送信するシステムでもいい。誰かマジで開発してくれないかしらん。
さて、この日は採尿採血心電図レントゲン肺活量検査をさながらスタンプラリーのように行くべき科の名称と番号、地図の記されたわら半紙を持って回る日。まずは採尿採血。採尿は専用のカウンターが中にある女子トイレですませ、番号の記された紙を持って採血の順番を待つ。ほとんど郵便局の待合のようである。採血室も郵便局のようにブースがず10台ほどずらっと並ぶ壮観さ。しかしブースごとに椅子があるためか、郵便局というよりハローワークっぽい。そしてさすがに数をこなしているだけあって看護師さんの採血はあまり痛くなく、素早かった。それから心電図を取りに移動。そういえば、心電図はむき出しの足首に機械を付けるのだった。忘れていてふつうにタイツなど穿いてきてしまった。わら半紙のスタンプラリー用紙には、心電図室のあたりに「心電図の際は足首を出していただくので、簡単に脱ぎ着できる服装をおすすめします」とか書いておいてほしい。
心電図を終えてレントゲンを撮りに行くと、廊下とレントゲン室に挟まれた着替えルームが大きめのロッカーみたいに狭苦しく、閉所恐怖症気味のわたしはちょっと怖かった。心電図がレントゲンのあとじゃなくてよかったと思う。
さてそれから肺活量を計りに。まず身長体重を同室で計って、隣のブースでホースを咥えての計測。高校のときの学内健康診断で、肺活量があまりに少なかったらしく、係に「ふざけないでください!」と言われたことがあり(バリバリ運動してた頃なので、機械かホースが壊れていたんじゃないかと今も疑っている)、今は今でぜんそく患者なので、どういう結果になるかかなりどきどき。数値的に3分の2は行ってるから大丈夫!と励まされたが、それは手術が受けられる、という意味の大丈夫!なのか、健康的な生活を送る面で大丈夫!なのか、あとから気になった。
さて、もっと時間がかかるかと思っていたが、11時半と意外に早く終わってしまったので、院内ドトールで2度目の朝食を軽く食べ、超ローカルなバスに逆回りに乗って御茶ノ水駅まで戻り、マッサージを受けてうとうとして、お誕生日の友達や、久々に来日した友達とランチを食べに行き、出社したのだった。