読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

トリ人間が謎である謎

例のラスコー展のトリ人間について、夫の人との会話。
夫の人「人間って不便だね」
わたし「なんで?」
夫の人「一目瞭然のはずの絵を描いても伝わらないなんて。人間が鳥になるっていったら、世界中どこでも天に昇るとだいたい同義語じゃない?」
わたし「うん、でもさあ、みんなあの絵を見て直観的にそう思っているけど、学会内のいろいろでそう断言できないのかも」
夫の人「?」
わたし「『宗教学の大家のなんちゃら先生が〜、その時代の人類に宗教が存在したとまでは言えない、とおっしゃっていて〜』『そうなりますと、魂が天に昇るという感覚をクロマニョン人が持っていたかも断言できず〜』『やはり不正確なことは記すべきではないのではないかと〜』っていう」
夫の人「……あながち妄想とも言い切れないところが、いやだね」