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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

イングリッシュ・ナショナル・バレエ『海賊』@東京文化会館

これに先立つ14日の『海賊』公演後、プリンシパルに昇格したアリ役のセザール・コラレスがとにかく凄い。スケート靴履いているのではという回転速度。そして3幕の白い花たちは阿片幻想表現でも白眉なのでは、とうっとり。

ところで『海賊』というと、アリ役が天真爛漫であればあるほど、男子三人について腐妄想してしまいます……。今回も、コンラッド、ビルバンド、アリの三角関係妄想。といっても妄想のなかでアリは天真爛漫に「コンラッド兄貴、やっぱスゲェ! 兄貴の彼女のメドゥーラさんも超リスペクトっす!」みたいな感じなんだけど、そのアリがかわいくてしょうがないコンラッドに惚れてることに自覚のないビルバンドが、「奴隷市場で売られてた女なんかにうつつ抜かしやがって! 山分けするって言ったじゃねえか!」と反乱、っていう……。すみません……。

今回のイングリッシュ・ナショナル・バレエの舞台は衣装も素敵。メドゥーラの内側にも色の入ったチュチュとかいろいろ素敵で、前の方の席だから、とオペラグラスを持って行かなかったのをちょっと後悔。そしてメドゥーラ役のコチェトワさん、恒例の終演後の「真っ白に燃え尽きたあたし」写真、今回もインスタに上げてましたw