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自由が丘のチベット吉祥紋

あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いいたします。今日、正月二日は仕事始めの出勤前に、知人の誘いに乗ってルピシア自由が丘店におせちを食べに行きました。

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お茶にまつわる話その他から、いつの間にかチベットの話にもなったのですが、会計のときにふとレジの近くにあるティーポットを見ると、なにやら見慣れたモチーフが……。

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説明文には、ルピシアの茶葉買い付け担当がインドの骨董市で購入した銀製で、持ち手は龍で注ぎ口は火縄銃、というようなことが書いてありました。


で、見慣れたモチーフは何で、どこにあるのかというと、このポットの蓋。場所は蓋のつまみと蓋のなかほどの面積の広い部分。蓋のつまみはチベット仏教の「ドルジェ(=独鈷)」、なかほどのモチーフはチベット仏教の八つの吉祥紋様のうちの「トゥン(=白い法螺貝)」に見えるのです。

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*下段左写真はカワチェン ネットショップから、同右写真はチベットサポートグループ KIKUからお借りしました。

 

その後、ウェブ検索してみたところ、陶磁器のポットが一般的になる前の紅茶ポットは純銀製が多く、なおかつチベット仏教の吉祥紋様がモチーフとして取り入れられているアンティークが今もけっこう残っているようでした。英領インドに住んでいた、手先の器用なチベット仏教徒が製作したものだろうかと、当時に思いを馳せました。

 

ところでそのチベットですが、中国国内でチベット人チベット語教育を充実させるべきだ、と声をあげたチベット人、タシ・ワンチュクが、1月4日に「国家分裂扇動罪」の容疑で審理されます。彼はこのままだと最高15年の禁錮判決を受ける可能性があります。
中国政府の少数民族擁護の憲法からすれば、中国政府当局はチベット人に対してチベット語教育を充実させる義務があるにもかかわらずです。

そのため、タシ・ワンチュクが中国政府による一方的な審理を受けないよう、ウェブ署名をお願いしたいのです。署名方法は次の通りです。

  1. リンク先のページ上部右側の「SIGN THE PETITION」の赤いボタン、もしくは記事の中のNYタイムズの動画下の、「TAKE ACTION!」の下にある「Sign petition」をクリックすると署名ページに切り替わります。
  2. 赤いアステリスク(*)の項目を埋め、
  3. 「Take action!」の青いボタンを押すと署名が完了します。

どうぞよろしくお願いします。これを読んだあなたがキーボード入力、あるいはフリック入力をするだけで、一人のチベット人政治犯を救う一助になる可能性があるのです。署名は以下のリンク先からどうぞ。

 

www.studentsforafreetibet.org