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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

年末旅行・12/29

闘病タグの記事が続いたので、気分転換に旅行の話でも。

年末の12月29日、30日と、温泉ととある観光地に行ってきた。今考えてみると、手術入院後は肩までしっかりお風呂に浸かれない日々がしばらく続くので、温泉旅行はグッドタイミング!

12:34/JR東海道線・品川発、こだま655号。品川駅は駅弁購入場所がホームに近づくにつれ乏しくなっている、っていうかホームには売店がないのに驚く。品川は駅ナカが充実しているからだろうか。

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今様おせちをつまみ食いしているみたいなお弁当。マリネなんかもあって、わりと好み

13:22/三島着、着いたホームの立ち食いそば看板に惹かれて、車内でしっかり駅弁を食べたのに、しらすかき揚げそばを一杯。まあ、二人で一杯を分け合ったので、おやつってことで。しらすと合わせたかき揚げの玉ねぎが甘い! つゆも甘めで好きなタイプのおそばでした。

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桜えびのかき揚げ目当てのはずが、しらすのかき揚げに

13:52/伊豆箱根鉄道駿豆線・三島発、途中駅の三島二日町、原木のイントネーションや読みの違いにいちいち感心する。駅前に残る昭和建築も楽しい。

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14:29/修善寺着、周辺をぶらぶら散歩。駅前に何に使うのか不明な芝生広場があったけど、もしかして以前はこの広場の方にまで線路が延びていたのだろうか、とか。そしてその広場から道を挟んで「長倉書店 旅の図書館」というお店があったのに、寄らなかったことがちょっと心残り。

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狩野川にかかる修善寺橋を渡って川原へ。渡らなくても降りることができそうではある。というか渡る手前の方が観光スポット的に整備されている。渡った向こう岸には、地元での鮎漁関係と思われる注意事項が。そしてわたしは特に観光スポットではない昭和建築にいちいちコーフン。

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駅側からと川側から。旅館の布団クリーニングを一手に引き受けているのだろうか

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もとは何本店だったのだろうと想像させられる仕舞屋
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いや、いまどきどこでも洗濯は西洋風だと思うがどうか

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お肉屋さんのこれ、著作権的にヤバいやつでは。あと、ネズミが調理って衛生的にもヤバいのでは

15:20/駅前に戻り、ホテル行きのバスに乗る。公式サイトなどの情報からすると、外資系アメリカ科シャレオツ目のホテルのようだ。途中からけっこうないろは坂が続く。着いてみたら、富士山がよく見える立地。

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部屋に荷物を置いて、富士山を撮ったりしながら敷地内を歩いていると、敷地内整備用車両と、それ用らしき昭和的なガソリンスタンド発見。こういうの、ゲームのバイオハザードっぽくてそそられませんか?

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泊まった部屋はベランダに半露天風呂付き。しかし、部屋の引き出しの中に入っていた浴衣はめちゃくちゃセンスが悪かった……。びっくりするほどのセンスのなさに浴衣の写真はない。

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右側下の屋根は大浴場

さっそく、ひとっ風呂浴びたあとにお茶を入れ、事前に「このホテルの売店は何もない」とのレビューを参考に三島や修善寺の駅で買ってきた静岡県産おやつを食べる。このホテルの売店、ほんとにほとんど何もなくて、売り物じゃなくてディスプレイなのかと思うほど。

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まあ、目的は温泉とごはんである。温泉は、山並みが見える半露天風呂が気持ちいいのでOK。夕ごはんは、メインが決まっていて、それ以外、つまりスープ、パン、サラダ、前菜、デザートがビュッフェスタイルというものだった。

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食前酒代わりの三種の苺のノンアルコールカクテルが美味
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夫の人の前菜、一回目
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メインは地元の椎茸を鶏肉で巻いてソテーしたもの、白身魚に地元の柑橘のソース

夫の人はよせばいいのに、「ビュッフェ全種類制覇!」とか鼻息荒くしており、そして結局ふたりとも食べ過ぎに……。ただ、見た目は綺麗なんだけど、お値段から期待したほどの極上の味ではなかったので、国内の温泉は外資系じゃない宿のほうがいいのかも、と思ったり。とくに夫の人はいわゆる旅館の食事的に、目の前にわーっと配膳されるのが好きなようだし。

ただ、この外資系ホテルの東京にあるホテルの同時期の夕食メニューは「アメリカンカントリーフード」ということで、地元味も日本味も感じられそうにないので、伊豆のこちらのほうがよさそう。
この日は結局、二回くらい部屋の温泉に入った。単純泉とのことだったが、ちょっとしょっぱいお湯だった。