読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

書籍検索機について

本屋さん店頭でよく見かける書籍検索機、よくお世話になっている。なってはいるのだが、この書籍検索機、いらいらさせられることも多い。


一つは、書店ごとにフォーマットが違うこと。
某TK堂書店の書籍や著者入力欄では、「あいうえお」表が左から右に流れているのに対し、そのはす向かいの某SS堂のものは左から右に流れている。前者の書店でなかったものを、後者の書店で探そうというときに、ちょっと混乱する。

これは、トイレの洗面台の、レバーを押したり上げたりして水を出す水栓で、押すが「水を出す」式のところと、上げるが「水を出す」式のところが混在していることによるのに似たいらいら加減だ。

 

二つ目は、検索結果を発行年月順の昇順降順とかでソートする機能がないこと。
あの検索結果を一ページ目から順番に見ていくしかない徒労感といったら……! いらいらしませんか?


三つ目は、検索機で「ある」とあっても、実際の書棚にないことがままあること。
これ、入荷したもののバーコードを登録して、レジで売れた分からその登録を抹消していけば、こういう異同は起こらないと思うのだが、どういうシステムになっているのだろうか? 検索機にあるなら、書棚になくても抽斗などに在庫しているのかも、と店員さんを呼び止めて聞いてもなかったりする。こういうのもバーコードをきちんと活用していけば、巷間よく言われる「日本の効率化不足」が解消されるのではないだろうか。


なお、どーでもいいことだが、「けんさくき」で変換しようとしたら第一候補が「研削機」だった。旋盤には縁も興味もないのだが。

 

f:id:Mmc:20180304160306j:image

写真は先日、「これは買うべき本だ」と書店の平積みになっているものを咄嗟に手に取り、求めたもの。