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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

散発日記

某月某日◇認知症への心理的備え

親の認知症対策の本を読んでいます。最初は憂鬱になるけれど、凄い症状が次々出てくるので、「あー、これはそういう悪さをする妖怪を観察のために飼ってると思ったほうがいいな」と思えてくるほど。

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某月某日◇天高く馬肥ゆる秋

温泉旅館とか帰省した夫の実家での豪華な食事で増えた体重が元に戻りません。コンビニやミスドのハロウィン限定お菓子とかを食べてたのもよくない。会社のお弁当にベースパスタ持って行くなどしなければ、と思いつつも新米ごはんできのこごはんなどを炊いてお弁当を作る誘惑が……。

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某月某日◇実写版『人狼』補遺

・写真展のタイトルが意味するもの

南山タワーで行われている写真展のタイトルはドイツ語で「Die Mauer」、意味は「壁」。ドイツと壁といえば「ベルリンの壁」。

映画の中の写真展をそのように設定することで、製作者は南北統一への希望を重ね合わせたのではないかと思えます。また、原作のアニメ版が、「第二次大戦後、戦勝国のドイツに占領された日本」へのオマージュもあるのかも。

 

・ラストで二人が乗る電車の行き先は?

ハングルが読めないのでわかっていなかったのですが、このようなツイートを発見。

 

 

ここにもやはり、南北統一を明るい未来としてとらえる視線を感じます。暗くて未来のないアニメ版をネガとすると、実写版は未来志向のポジとして最初から設計されていたんだろうな。

ところで視線といえば原作のアニメ版『人狼』は、常に対象をスパイする誰かの視線を通して見ているような画面作りでした。実写版ではその視線は現実化した顔認証システムで代替されているので、アニメ版にあった、常に誰かの視線越しに映画を見ている薄ら寒さは質が違うものになっています。

それにしてもこういうの、映画館で公開してくれたらパンフレットに書いてありそうなのに。ああ、映画館で見たいなあ〜。

 

某月某日◇ダサい飲み会

しばらく前にネットで話題になった「ダサい飲み会」を仲間内でもやろうということになり、がんばりましたが……。

 

curazy.com

 

「ぜんぜんダサくない」「むしろそういう人、いる」「制服着て山脇の生徒に混ざったら、後ろから見たらわからないよね(三つ編みおさげにしていったので)」などなどの評価で不発……。

しかしワタクシ、一か月強の準備期間に、「ダサさ」についてかなり考えました。

・敢えてスーツとか事務の制服で行く
「ダサいファッションの飲み会」にTPOが合わない=行動がダサいだけ。ファッションがダサいわけではないから没。

・全身スポーツウェアで行く
スポーツウェアって、普通の服として見ると最初から幾分ダサいので、飛び道具的にズルいのでは。……でも結局、バレエのレッスン時に使っている柄スパッツを履きました。ほかにもスポーツウェアを取り入れた参加者あり。

 

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これでダサくないってさあ、ハードル高すぎ!


なお、わたしは毛玉だらけのおばあちゃんっぽいカーディガン、ベージュっぽいラメのタートルネックに生地がぺらぺらの騙し絵Tシャツ重ね着、スポーツ用スパッツ、紫色で薔薇柄のタビックスに雪駄、バイクと車の部品メーカーのキャップ、あちゃちゅむビスクドール頭部ポシェットというちぐはぐな格好で行きました。これで下校時の女子校生でいっぱいの電車に乗り、渋谷の109の七階の可愛いフォトスポットで待ち合わせ、写真を撮って近くのおしゃれレストランに行って食事という強行軍。ハロウィン直前の週末じゃなければ敵前逃亡していたかも……。