魔夜峰央原画展第2期@米沢嘉博記念図書館
若い頃は髪型、体型(要するに痩せていて胸がない)、おでこの真ん中にビンディを付けるのにちょうどよいくぼみ(水疱瘡の痕と思われる)がある、目が横に大きい、毒舌(空気が読めないため)、などから、「ラシャーヌに似ている」と言われ、魔夜峰央作品の中でも特に親近感を抱いていたのに、第1期の「ラシャーヌ!特集」を見逃したので、第2期の「短編怪奇マンガ特集」からは見なければ、と行ってきました。
思っていたより生原稿のサイズが小さくてびっくり。その思ったより小さな原稿用紙への細かい細かい描き込みにもびっくり! すべての生原稿がそうだったけど、ベタに白抜きがホワイトではなく、ほんとに「抜き」なのも衝撃的! 美しすぎる生原稿! 生原稿がこんなに美しくてよいのだろうか?! 嗚呼、第1期を見逃したのが悔やまれる……。
なお会場にはボタンを押して再生するミーちゃんボイスメッセージがあるのですが、その声音とか喋り方、あと再生環境のしつらえがミッチーっぽい! いや逆か、ミッチーが影響受けてるのか?
あと、◯◯を描くのが苦手だったというボードの記述にびっくり! えええ、パタリロには特に欠かせない◯◯なのに?!
ところで学術論文では雑誌は一重鉤括弧、単著は二重鉤括弧と習っていたので、原画展のボードではそれが逐一逆でちょっと面喰らいました。
あと「黒塚」解説ボード9行目に衍字を発見。職業病……。