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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

初老とは

かつては40歳くらいのことだった初老、今では60歳くらいが使用イメージに当てはまる言葉なのだそう。

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うーむ、するとアラフィフのわたしはそのような呼び方だと何を名乗ればよいのだろう。なお青年と老年のあいだを指す中年は、35歳から64歳くらいまでを指すのだそうで、これはちょっとレンジが広すぎる。かといって熟年っていえるほど成熟してないしなあ。

まあ、そんなことはいいとして、ここ数日で続けざまに、「こうはなりたくないな」という高齢者を見かけた。

一人はスーパーで。台風対策で混んでるスーパーで殺気立ってる高齢女性が、たいして空いてもいないレジの並び列を詰めろと若い女性にいちゃもん付けててげんめり。いや、そこを今ちょっと詰めてもレジの速度、たいして変わらないですよね? しかも若い女性が「そんなに詰められないですよ」と言ったら、「りくつ言うんじゃないわよ、りくつを! あなた斜めになってたじゃない!」。それを言うなら「屁理屈」では……。

もう一人は地下鉄で。隣に座った裕福そうな高齢女性が、音楽はチープな電子音、画面には文言が流れるネトウヨYouTubeを見てるのに行き合ってしまった。耳障りな電子音が流れっぱなしなので、「音を低くしていただけませんか?」と意を決して言ったら、お年のせいか耳が悪いのか、「アラ、音、出てます?」とスマホを耳に当てたりしていたが、マナーモードにすることを知らないようで、結局あれこれ試したあとに動画を止めてスマホをしまっていた。逆切れされなくてよかったけど、ああ、こういう層がああいう番組を見るのか、と暗澹たる気持ちに。それにしても、あんな単調な番組によく耐えられるな……。それともあと二十年もすると、わたしもあれくらい単調な番組じゃないと疲れちゃうようになるの? そんなの嫌ー!