読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

おうちに籠れないわたしの「おうち時間」

イースターは来たけれど、主の復活を祝うような気分にあまりならず。おやつではイースターエッグ形のショートブレッドを食べています。

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そして、お題「#おうち時間」で自宅にいるときのことを考えてみる。わたしが三時間以上、自宅にいるときは、寝てるか読書してるか横になって妄想してるか出勤に備えてあれこれ準備しているかだ。

職業柄、新型コロナウイルス感染拡大防止のために自粛とベーシックインカム的な補償がセットになっても、きっと最後まで出勤を求められるのだろうなと思っている。喘息持ちだったりするので、出社するだけで感染の可能性に緊張し、手は洗い過ぎでささくれができ、要するに心身共に疲れている。

かといって、出勤を自粛する=クビになっても食べていけるような副業や副収入、十分な蓄えがあるわけでもない。こんなに自粛するのに向いている性格なのに、世の中うまくいかないものだ。

それはそうとして、部屋にいるとき何をしているかの詳細に移ろう。

 

◆寝てるとき

単発の休日は起きている時間は五時間くらいはひたすら寝ている。さまざまな用事は二日続いての休みの日にしている。鬱気味まで行かないが、寝逃げすることで新型コロナ対策をしながらの出勤での疲労から、心身が回復を図ろうとしているのだろう。

 

◆読書

これは未読本を積読本の山から選っては読了するのが第一だが、ほかに難民支援協会などに本やCDで寄付をするために読了本を選り分けることも含む。あとかつて好きだったマンガの愛蔵版を大人買いして読んでいたり。

さいきん買ったのはこのあたり。『動物のお医者さん』の愛蔵版は、判型が少し大きめなのと、巻頭に何枚か当時のカラーイラストが収録されているのがうれしい。マンガ冒頭のカラーページも再現してくれていたら、もっとうれしかったのだが。

 

こちらは店頭で確認せず通販したのですが……。なんと全一冊になっており、読みにくい。たぶん何度か読んでいると分解するタイプの造本。三分冊くらいにしてくれたらよかったのに~。

はいからさんが通る 豪華愛蔵版

はいからさんが通る 豪華愛蔵版

  • 作者:大和 和紀
  • 発売日: 2020/03/12
  • メディア: コミック
 

 

新刊も買っています。これは今日届いたチベットBLマンガ。カバー、帯、そしてカバーを外した本体の表紙もとても綺麗! ウェブでこの巻に収録されているより先の話まで読んでいるので、まだ主人公たちが小さかったころの様子が感慨深い。

月と金のシャングリラ 1

月と金のシャングリラ 1

  • 作者:蔵西
  • 発売日: 2020/04/17
  • メディア: コミック
 

 なお購入者にはプレゼント企画が始動しています。

matogrosso.jp

 

発想がすごすぎて買った。二巻も買うかは考え中。

 

マンガ以外ではこのあたり。一気読みでした。ただし中国共産党政府の拘置所や牢獄の様子が、わたしがチベット支援を始めた十年ちょっと前と変わらないか、より酷くなっていて、その「牢獄」パートはかなりキツかった。でも「かわいそう」で括られがちなのとは違うチベット人難民の逞しさと明るさに救われます。

 

 通勤読書用の積読本。

人間たちの話 (ハヤカワ文庫JA)

人間たちの話 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者:柞刈 湯葉
  • 発売日: 2020/03/18
  • メディア: 文庫
 
漂流 (新潮文庫)

漂流 (新潮文庫)

  • 作者:角幡 唯介
  • 発売日: 2020/03/28
  • メディア: 文庫
 

 

美しい~。この手のお顔が大好きです。もったいなくて未読。

冨永愛 美の法則

冨永愛 美の法則

  • 作者:冨永 愛
  • 発売日: 2020/03/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

これは自宅待機になったら読みます……。もしくは順当に休暇が取れたときに。なんせ索引抜かして506ページ!

龍彦親王航海記:澁澤龍彦伝

龍彦親王航海記:澁澤龍彦伝

  • 作者:礒崎 純一
  • 発売日: 2019/10/31
  • メディア: 単行本
 

 

◆横になって妄想

横になっていなくても妄想族なので妄想はしていますが、とにかくお布団が好きすぎるので、ぬくぬくとお布団にくるまっていろいろ考える。新型コロナがAIDSのようなものとして、それに合わせて生きるために変わる世界について空想するのに、わたしの頭は忙しい。

・「終息には二年はかかると思う」と言ったら「えー」と言われたけど、それでもわたしの見込みでは短いほう。昨日、「終息まで五〜十年」と予想している医師のポストを読んだけど、どこかで「やっぱりなあ」と思っている自分がいる

・ミニシアターが生き残っていけるよう、寄付をしたりはするけど、自分は生きているうちに劇場に行けないで終わるのでは、とも考える。それは、チベット支援をしているけれど、死ぬまでに平和になったチベットには行けずに終わるのではないか、と常々思ってきたことと通じるので、ものすごくショックではない。ぜんぜんショックではないわけではないけどね

・新型コロナとの闘いが五〜十年間に及ぶとなると、日本人も結局、ベーシックインカム型にしないと生きていけないのでは

・リモートで何かする、というのが当たり前になる一方で、リアルに人と会うことが今より貴重な機会とされて、日本式の無駄な「顔合わせ」文化が排斥されるといい

・リモートでやり取りするのが当たり前になると、年齢差別や男女差別が低減するのでは? 逆にリモートでもモラハラパワハラする人のいる場で「仲裁役」「仲介役」がシステムとして導入されてほしい

・園芸品店やホームセンター、製菓材料店などの「おうち生活」を充実させる業種が隆盛を誇りそう

・日本でもレジ係の人とか接客業では仕事のとき以外は座って待つようになればいい

着いて二週間は新型コロナの様子を見る、ということで日本でも休暇が一ヶ月以上になるといい。着いて二週間様子見、大丈夫そうなら一週間観光したり、帰宅後また二週間様子見って感じで


そんなことをいろいろ考える。あとあり得ないけど、ソーシャルディスタンスのために、みんなが平安式十二単だとか、パニエで膨らませたロココ調ドレスを着るようになったら、超楽しいんだけどな、とかね。

 

◆出勤に備えてあれこれ準備

これは新型コロナ対策としてハンドリフレッシャーを買ったり、例年、GW終わりまで花粉症なのでディフェンスミストを注文したりしている。これはミント好きなので買ってみたもの。そろそろ届くはず。

osaji.net

osaji.net

あれ、そういえば四月十一日くらいから届くはずの洗えるウレタンマスクが届いてないな。使い捨てマスクを洗っては干して外側にアルコールを噴霧する作業に戻ろう。