上高地でフリー・チベット・ピース・ウォーク
今夜はちょっと涼しい東京。このまま涼しくなってほしい……。
さて、週末は恒例の涼しい夏の上高地でのフリー・チベット・ピース・ウォークに参加してきました。今回は五人で女子旅♪ 行きはそれぞれホリデー快速やあずさで松本駅へ。もちろん駅弁は欠かせない!
そこから仲間の運転する車で乗鞍方面に移動、途中、「日本一標高の高いバウムクーヘン工場」があるお店に全員、目がハートになり、一回、通り過ぎたのに戻ってみたり。
なおここはバウムクーヘン工場とショップのほかに、カフェとゲストハウスもあり、「今度ここにも泊まってみたいね」という話に。やはり朝はバウムクーヘンの焼ける匂いで目が覚めるのでしょうか。
さて、その日は懇意にしていただいているお宅に泊まり、公営温泉でくつろぎ、豪華で健康的な晩ごはんをいただきました。朝も品数豊富で美味しい朝ごはん。さわやかな空気の中で、出勤前という制約がなく、その他雑事をやらねばと思わせる日常から離れていると、いつもの数倍、食べられるんだとびっくり。
当日はふたたび仲間の運転する車で沢渡へ、そこからタクシー相乗りで上高地バスターミナルへ。飲み水を汲んだり、お昼のお弁当を買ったりして出発です。前日の予報では上高地のお天気は雨だったのですが、ごらんのとおりの好天が終始、続きました。
「この根っこに守られた洞、ミラレパだったら修行するね!」とかチベット話をしたり、ながら歩いて来て、明神館前でお昼に。
まったりしてから川へ向かい、橋でチベット国旗を掲げて写真を撮ります。このピース・ウォークを始めたころは「それはどこの国旗?」と話しかけてくる人もけっこういて、Students for a Free Tibet Japanのパンフレットを配ったこともあった、ということですが、インバウンドも進み、「なんの国旗か知らないけど、そういう人もいるよね」という感じで、前回わたしが参加した時もですが、今回も興味を持つ人はあらわれませんでした。
なのに、なぜチベット人でもないわたしたちが(前々回、前回はチベット人も参加していましたが)、チベット国旗を掲げて写真を撮るのか? それはチベット人なのに、チベット国旗を掲げる自由のないひとのため、そして「チベットを忘れていないよ」とこの日の写真をネットに流してそうしたひとたちに伝えるためです。
さて、歩いているとそうでもないのですが、写真を撮ろうと立ち止まっていると、けっこう揺れる橋を渡り、穂高神社へ。わたしはキリスト教徒ですが、あまり一神教的ではないので、地主さんにあいさつする感覚でお寺や神社にお参りします。今回は少し多めのお賽銭をいれ、フリー・チベットなどを祈りました。そして、その後、何気なく社務所を見たら……
いらすとや、こんなところにまで! 浸透力半端ない……。そこから川に沿って河童橋&バスターミナル方面へ歩いていると、前回はせせらぎが流れていて、笹舟を作って流したりしたところが干上がっていて、異常な数のケルンが。好天ではなく荒天もしくはどよんとした曇り空だったら、賽の河原そのものでした。
なお、河童橋手前に穂高連峰がよく見えるスポットがあるのですが、いつもならこの季節でも雪が残っている場所に雪がなく、岩が露出していたりします。
水不足ヤバいのだろうか、と思ったら、帰りのバスから見たダム湖の水面がだいぶ下がっていて、岸壁の岩が露出していました。
なお今回は去年開通した高速バス路線の上高地―渋谷線を帰りに利用したのですが、渋滞に巻き込まれて一時間五十分の遅れ。途中の諏訪湖サービスエリアで買って車内で食べた鹿肉ジビエおやき、かぼちゃおやき、安曇野飲むヨーグルト、地元産甘酒がなければ死ぬところでした。
ところで諏訪湖サービスエリアには「そじ坊」があったのですが、となると小諸方面のサービスエリアにはやはり「小諸そば」があったりするのでしょうか。