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善光寺さんが動いたことについて

善光寺さんが長野の聖火リレーのスタート地点を返上したニュース*1があったこの日、帰宅して善光寺さんにお礼のファックスを送りました。ただ、変更ルートに参道を使うプランが挙がっているということについての危惧も書き込んだので、純然たるお礼と励ましの文面にはなりませんでしたが。


さて、わたしが善光寺さんに「スタート地点を返上して欲しい」とファックスを送ったのは、仏縁に繋がれた兄弟が兄弟に、あるいは弟子が師に間接的に手をかけるということをしてほしくなかったからです。する方も、された方も、これほど苦しいことはないと思います。それが実際になされるのはどういうものかというのは、以下の映像の08:20からの数秒を見てください。



このような、師を殺さなければ自分が殺されようとしている状況で、それに逆らうことができる弟子はそうはいないでしょう。しかし、善光寺さんは幸運なことに自分が殺されそうな状況ではなかった。ここで善光寺さんが動かなければ、善光寺さん自身が酷い苦しみを抱えることにもなっただろうと思います。朝、このニュースを聞いてのわたしの第一声は「よかった…」でしたが、いろいろな意味で、よかったと思っています。


それにしてもmsn産経ニュースお坊さんたちのお顔、いい表情だと思いませんか。