読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

パフェを食わせろ!

川崎市民ミュージアムを辞してからどうしてもパフェが食べたくなり、渋谷でSUI CAFE(小さくてチープだけど数年前からすごーく気に入っているハチ公改札下の日本茶カフェ)*1→パーラー西村*2→夜はブレードランナーっぽい景色に囲まれるエクセルホテル東急ロ…

『あそびの情景 ―ながいながい午後のために―』@「川崎市民ミュージアム」逍遥展示空間

昨日の2525稼業*1のコンサートは、一時半からと三時半からの二回に分かれたコンサート。都合で一時半からの第一部のみ見てきました。演奏場所は、ゆうに三階分くらいはある吹き抜けのガラス張りで、窓の外には冬の黄な粉色の芝生を望む気持ちのいい空間。 天…

『死刑長寿』

収録されている最初のほうの「エレクションテスト」「死刑長寿」あたりはシニカルな笑いを共有できるのだけど、それからあとは、一篇読むごとにぞくっとさせられる。 そのうちわけは、過去の記憶が溶け合う老人の頭の中を描き出したらこうなるのか、という不…

『ツ、イ、ラ、ク』

文庫になってようやく読んだ。読んでいる最中に思ったのは、「作者は『愛人(ラマン)』をどれだけ念頭に置いていたのだろうか/置いていなかったのだろうか」ということ。だってそっくりですよね、構成が。 片や、近畿地方の田舎町の、それぞれの円が少しず…

『バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び』

正直いうとこの作品*1、そんなに感激するとは思わず見に行ったのです。「あ、ディアギレフ以降のバレエの歴史が楽しくお勉強できそう。しかも貴重映像つき♪」なんて軽い気持ちで。 が、冒頭、しゃべっているだけでエレガンスの香る美しい老婦人、アリシア・…

『MAGNUM PHOTOS  マグナム・フォト 世界を変える写真家たち』

土曜・日曜と、対照的な二つのドキュメンタリー映画を見た。端的に言えば、 同じ20世紀の歴史的ドキュメンタリー映画でありながら、片方は「映画じゃなくても別によかったんじゃ?」という作品で、もう片方は「映画(映像)ならでは!」と感じられるものだっ…

落し物のクマ、発見。

さいきん妙にくしゃみが出るわりには風邪の症状に移行しないので、「これはそろそろ今年の分の花粉症の薬をもらいに行かねばならん」と、いつ行っても壮絶に混んでいる毎年数ヶ月のお付き合いの耳鼻咽喉科へ。壮絶に混んでいるのは名医だからで、ここにかか…

追記

FREE BURMA Tシャツ、さっそく昨日、カタログハウスのほかの必需品といっしょに申し込んだところ、悩んでたサイズ両方とも在庫切れ。入荷予定日は片方が「2月中旬(入荷予定)」、もう片方は「入荷待ち」ということで、出足好調みたいです。 まあ半袖だから実…

「FREE BURMA(ビルマに自由を)」Tシャツ

昨日、『通販生活』が届いてこの商品を知った。http://www.cataloghouse.co.jp/cat_order/tsuhan/burma/index.htmlそして今日、帰りにとあるお寺の門前で、少しだけ祈ってきた。 わたしはキリスト教の家の三代目に生まれ、宗教の様式としては家庭の文化でも…

アニメーションフィルムBOOKシリーズ1『ふしぎな庭#01』(宙出版)刊行記念*1

『ふしぎな庭』 ポヤル&シュチェパーネク アニメーション作品上映会 ■2008年2月3日(日)14:00〜15:25予定(開場13:45) ■会場:青山ブックセンター本店・カルチャーサロン ■ご参加無料/ご予約不要 作品ごとの入退場はフリーです。 (状況によっては人…

『教養の歴史社会学』

副題に「ドイツ市民社会と音楽」と付されたこの本を読みはじめたのですが、これがめっぽう面白い。 近代社会がその構成員に要求するものはなにか、という自分の問題関心ともかなり重なるところがあり、一昨年に出版されてわりにすぐ買ったのに、なぜ今まで塩…

THÉ VERT AUX AGRUMES

年明けてから着手した大掃除のうち、雑誌類とメイク用品を片付けたところでシトラス緑茶の香りのお香を焚く。 これ、ふつうのお香に見えて、焚いてると灰の中から黒い、東洋人女性の髪の毛のような繊維が現れる、というちょっと牡丹燈篭的どっきりが愉しい代…

イジー・トルンカの『ふしぎな庭』アニメが絵本化

年が明けてからゆるゆると大掃除中に、一休みしていただきもののルピシアのボンボン*1をミルクティーで飲んでいます。自分ではこういうファンシー系のフレーバードティって買わないので新鮮。というかこれほんとにお菓子みたいな香りと味で、ダイエットして…