読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

2005-01-01から1年間の記事一覧

柄が柄だけに

リベンジとかいうといかん気もしますが、結べなかった引き抜き帯、着物の大先輩のアドバイスにより、無事、着物de忘年会に着ていくことができました。そのアドバイスは、着物の初心者で、とりあえずは習ったとおりにしかできない、という硬直化したわたしの…

犬と軍用機の帯、リベンジ!

犬や軍用機、兜や太鼓の帯のしつけ糸を

ほどいていたら、こんな名札がいっしょに縫いつけてありました。 にねんたけぐみ (44) ひろせかずえさん、この帯、バザーにでも出したのかなあ? (44)は、なんだろう? 締めてみたら、しつけ糸がつきっぱなしだったワケ、発見。えーと、手先たれ先ともに…

マオ=マヤ説を主張する!

まったく反響のなかった「不肖・宮嶋=ルパン」自説を主張したわたしが言うが、浅田真央は北島マヤなんじゃないかと思う。オリンピック出場について、しつこく聞かれても、「あたし、氷の上が好き…! 氷の上で滑って演技がしたい…!」って態度とかから、その…

「恐ろしい子……!」(白目)

森永チョコレート アンシス

箱のフタの裏に書いてある命名理由に、ひっくり返りそうになる。頭が悪そうすぎ。公式サイト*1でも「『アンシス』の意味は」として掲示してるけど、恥ずかしくないのかしら? 16じゃなくて1と6って! むしろ意味じゃなく、脱意味化=幼児語化してると思うん…

ある一点を除いては、

美輪さまの言うとおり、パーフェクトな出来映え。まず、150分の上映時間の長さを感じさせない出色の脚本。横尾忠則が言うように、撮影&編集が秀逸。百人一首の札の裏から指への照り返しで金箔張りだと見てとらせる、また、蝋燭の明かりで食事する本多一家の…

忘年会の罰ゲームの結果

たどり着いた、Bar酔拳、と書かれた、かつては住居専用であったろう雑居ビルの一室のドアを、おそるおそる開けるが早いか、3センチほどの隙間から「ダーーーーン、ジャジャン!」というあの音とともに、肉声で「あちょ、あちょぉォォオ!」という声が飛び出…

アッコちゃんは

紫のつやつやしたプリーツスカートと、色とりどりのモチーフが右胸にだけついた同素材のタンクトップという衣装で、そのまま浮き上がってしまいそうな、頭の5倍くらいにもふわんふわんに膨れあがった巨大な髪型でふんわり登場。ちょっと水森亜土の描くイラ…

乙女(ババ)シャツと裄72cmの木綿きもの

かっかっかっかわゆい!と、見た瞬間、からすを見た猫のようにかっか言いながら、先日、ミニョン堂*1にて注文した乙女シャツ&9分丈スパッツ、あったかいです。 そして、掛け値なくマジ乙女!白地にピンクのバラ柄で、黒いレースでアクセントがついているの…

乙女は素肌に薔薇で防寒

映画『春の雪』予習本として

読んでいます、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか (新潮文庫)』。しっかし、「序」で「あは」と笑って本体に入ったら、うろこ落ち過ぎでドライアイになりそう! そもそもわたしが映画『春の雪』を見ようと思った理由は以下: (3)華族に雇われた庭師…

シュー・ア・ラ・クレーム・ア・ラ・フリスク

フリスクさんの、「シュークリームの女(1)」がとてもよい。(2)(3)の荒涼を感じさせないところがとくに。そして(2)(3)の荒涼がさらに、よい。(1)はいつものわたしと地続きだけど、(2)(3)はそうなっていたかもしれない「わたし」だ。

『不肖・宮嶋ちょっと戦争ボケ〈下〉1996〜1999』

ついこないだの「不肖・宮嶋=ルパン」自説はこの下巻、『不肖・宮嶋ちょっと戦争ボケ〈下〉1996~1999 (新潮文庫)』を読みはじめてすぐ、16ページ目で立証された! なんせ不肖・宮嶋自らこう語っているのである。 フライデー*1時代は(中略)、潜入の天才(…

「とてもその年齢には見えない」

と、いう言葉が、褒め言葉として使われることに、いつもかすかに不可解で理不尽な思いを感じる。もちろん、外見に関しては老いさらばえて見えるよりも、若々しく見える方が気色がいいのは確かなのだが、30代半ばで、そう対して老醜を晒しているわけではない…

トシ相応に見られたい

宮嶋茂樹=ルパン三世説を主張する!

前々からカメラマン宮嶋って、なにかに似てるなあ、と思っていたのだが、この10年分の集大成ものをついつい読みふけって、連日、寝不足中の頭にひらめいた。 ルパン三世だよ! 美女好き・危険好き・一攫千金好き、そしてけっこう義侠心があったりするところ…

という名の2525稼業おうちライブにて

持参した清純乙女を装ったロゼワインその他で、なんかかなり酔っぱらってましたが、無事帰りました。携帯電話忘れて帰ろうとしてたけどな! あといい気分で酔っ払い、「砂山」とかちょっといっしょに歌っちゃいました。ごめんなさい。 プレイリストは2525稼…

引越しパーティー・ミニライブ

お誕生会に着物で

馳せ参じました。着物の上に羽織、その上からマント。作り帯でしたが、お太鼓にマントを着ると、ときおりシルエットが猫っぽくなってよいです。

マントといえば

わたしにとって、小さい頃は絵本の中の外国の女の子が着ているもので、さらにガッチャマンとかの戦隊シリーズとかで悪の首領がまとっているものでもあり、天本英世as月見の銀次であり、『紅い眼鏡 [VHS]』のあの子でもあり、吸血鬼の羽織ものでもあり、つま…

江戸っ子ビスコッティ

サバティーニのカフェで売られているビスコッテイは、江戸っ子です。幼稚園のころ、文京区は目白台に住んでいたお友だちが、創作カルタの授業で「しとはあるく」と、横断歩道を男の人が歩いている絵札に句をつけていたのを思い出します。

着物でおでかけ

洋服でも腕が長すぎてときおり丈が足りないのに、なぜか夏の終わりから坂を転がり落ちるように着物にはまってしまいました。週末は一日は着物を着ています。といってもポリエステルの自分で洗える着物を普段着の延長として着ているのみ。絹の付下げは一枚あ…

お買い物と映画に

浅田彰なら

このエントリのカテゴリは、乙女じゃなくて読闘なんだろうけど。でも、この場で感じた情動は、読闘としては分析しがたい。ギエムがボレロを踊り終わったとき、わたしは興奮で目が潤んでいた。感動というようなきれいに分類できる感情じゃなく、もっと動物的…

シルヴィ・ギエム“最後の”「ボレロ」

ふつうをフィルムに焼き付けるマジック

今朝というか午前中、映画『鍵がない』を見てきました。日常生活で起こりそうで起こらなそうな、ふつうの人たちの、半現実的にファンタジックな、愛らしいお話。タイトルが出るところ、和田誠のような愛らしさなんだけど、その印象のままの佳品。 内容はとっ…

『鍵がない』

半襟をハロウィン襟で

お芝居へ。前から二番目、ほぼ中央で。くだらないのから皮肉の効いたのや熱のこもったのまで、烈しい言葉遊び・言葉弄りのステージ*1を体感。笑って笑って、でもなーんにも残らない、という贅沢! PR・解説 10年間、再演に再演を重ね、三鷹でも3年連続で…

『青木さん家の奥さん』