読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『魔法にかけられて』

ようやく見ました。ディズニーのここまでやっていいんかいっていうセルフパロディっぷりが凄かった。あとジゼルがカーテンでドレスを作っちゃうところは『サウンド・オブ・ミュージック』のパクリだろと思いつつ、『カリメロ』でプリシラがお母さんのドレス…

『悪夢のエレベーター』@シアタートラム

吹越満と片桐仁が出るというだけで「おもしろそう」とチケットをとっていたのですが、おもしろかったです。チケットをとってから書店で小説が出ているのをみかけましたが、スリラーコメディということでなるべく情報を入れないでおこうと手にとりませんでし…

『人間は笑う葦である』@土屋賢二

すごーくひさびさに土屋賢二を読んでいる。『笑う葦』は読み終えて、『われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う』を読んでいるのだけど、再読して思ったことは、ツチケンの笑いって、ラシャーヌの笑いを思い出させる。人を食ったような言い回しがパタリロっぽいかな…

吉祥寺DEUX LIMONS閉店

吉祥寺のLEMON DROPグループのなかで一番ケーキが小振りで繊細できちんとお酒が効いていて、かつ天窓のあるこじんまりとした店内が素敵なお店だったDEUX LIMONSが閉店していました。 先月行ったときに一階のケーキデコレーションの様子が見えるスペースがな…

夏の終わりとともに

『死にぞこないの青』@シアターN

『スカイ・クロラ』の翌週に、押井監督の娘婿であるところの乙一原作の映画を見ていた。教師がかかわる小学生のいじめが描かれている映画ということで、見に行きたくなったのだ。 というのは、わたしは小学生の頃、いつも白衣を着てちょび髭な小男の担任に、…

『スカイ・クロラ』

冒頭の音でいきなり引きずり込まれました。飛行機好き、CG好きなので、空中戦で始まるのにも。 音に関してはこの冒頭の空中戦だけでなく、板張りの床に敷かれた絨毯の上を歩く音などの些細なところにまでけれん味すれすれ、かつ繊細な演出がされていて、これ…

美容室のサロメ

幼稚園に入るか入らないかあたりから小学5年まで、麹町の大関早苗美容室に通っていた。斜め向かいのベーカリー・神戸ベル(現在はエクセルシオールカフェになっている)から下り坂になる地形の関連上、半地下状の店舗で、かつ地下鉄の出口脇、黒蜥蜴やリュパ…