2017-01-01から1年間の記事一覧
年末年始の短いお休み(元日まで・涙)はゆっくりしようと思っていたのですが、そういうわけにもいかなくなりました。 中国国内でチベット語教育の拡大を求める運動をしていたタシ・ワンチュクという人がいます。2015年11月にNYタイムズに取材され、チベット…
日本でもニュースになりました! https://mainichi.jp/articles/20171230/ddm/007/030/084000c www.sankei.com NYタイムズやBBCで流れてるのを、もやもやして見たり聞いたりしてたんですが、とうとう日本でも。 mobile.nytimes.com www.facebook.com ちなみ…
昨日は中国で夫が政治犯として収監され、いきなり亡命者になったチベット人女性・ラモツォと子ども達が、その夫ととうとう再会! というニュースについて書きました。今日は続報として、亡命ということのセンシティブさを、映画『ラモツォの亡命ノート』監督…
あす、いやもう今日か、12月28日まで東京・東中野のポレポレ東中野で上映、その後は横浜シネマリンで12月30日から1月1日の元日休みを挟んで12日まで上映予定、大阪の第七藝術劇場では1月13日から26日までの上映が控えている映画『ラモツォの亡命ノート』。 w…
ライトセーバー。映画『スターウォーズ』シリーズに欠かせない小道具である。 ところでこのライトセーバーのライトはlightなのか、rightなのか。またセーバーはsaberなのか、saverなのか。light×saberならば、見た目通りの「光るサーベル」だが、light×saver…
映画『新世紀、パリ・オペラ座』、予告編を見てすごーく楽しみにしてました。楽しみにしてた理由は「内容が多岐にわたりつつも濃そうなドキュメンタリー」ということ。期待の新人や、次から次へと湧いてくるトラブルを、オペラ座総裁はどう采配したのか? と…
菩提心がなければ功徳は積めないし、たとえ山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、全財産を貧しい人々のために使い尽くそうとも、誇ろうとしてわが身を死に引き渡そうとも、愛がなければ、無に等しい。 ダライ・ラマ14世法王猊下の、「古典的な宗教…
文字校正には、隣り合う整数を列挙する際は「、」でつなぎ、間に一つ以上の整数を挟んで示す場合は「~」でつなぐ、というルールがある。「2、3日の間に」は「2~3日の間に」とは書かないし、「12~15時間で」を「12、15時間で」とは書かない、というもので…
こんにちは、クリスマスまで、あと残り一週間になりましたね。わたし・Mmcは新聞校閲の仕事をしています。このエントリは編集者アドベントカレンダーの19日目です。 「編集とライティングにアレコレまつわる」アドベントカレンダーということなので、校正・…
お待たせしました。というか毎年お待たせして、すみません、チベット2018カレンダー入荷しました。 都内は新宿・曙橋のチベット料理店タシデレでお求めください。 通販はWebサイトからお申し込みをお願いします。 http://www.sftjapan.org/nihongo:calendar2…
こないだ仕事中にドトールに行ったら、前の勤務先の医療専門出版社でお世話になった太郎さんに会った。おなじ神保町界隈で仕事をしているのに、偶然会うのは初めて。 太郎さんは市民オケでヴァイオリンをやっているのだが、この日は年末のチャリティコンサー…
明日というかもう今日ですが、12/10は柏木公園 (東京都 新宿区西新宿7-14)に13:30集合で、15:00まで新宿の街でピースマーチを行います。ピースマーチは14:00出発予定です。くわしくはこちら↓をご覧ください。 Students for a Free Tibet: 日本
術前検査2日目。予約は10:30だが初診の呼吸器内科なので10:00に来て改札通過ならぬ、初診受付を済ませてください、とのことで、前日まったく眠れなかったこともあり、フラフラで病院にたどり着く。予約されているのは10:30から同40分のコマだが、呼ばれたの…
手術前の検査あれこれ1日目。この日はこれまで東大病院に来たなかでももっとも早い9時半に病院到着。御茶ノ水駅から竜岡門、東大病院、東大構内しか停留所のない超ローカルな都バスに乗っている時点ですでに眠い。東大病院で乗り過ごして東大構内まで行って…
昨夜のモーリス・ベジャール・バレエ団Bプロは、「ピアフ」「兄弟」「アニマ・ブルース」「ボレロ」の4作品。中二つがジル・ロマン作品だったのだが、ベジャール作品とのオリジナリティの差が色々と厳しく感じられた。 ベジャール作品はヨーロッパの南や、地…
前回のおはなし↓ mmc.hateblo.jp さて前回から二週間経って聞きに行った、乳腺症以上乳がん以下についてのセカンドオピニオンは「やっぱり乳がんなのか乳がん以下なのかはっきり言えない」という結果に。でも「このまま置いとくと乳がんになるタイプなので、…
2049と2051、この二つの空想未来世界での人間と使われるモノとの関係の差は、どこからきているのだろうか、ということを『ブレードランナー2049』の感想を書いてから考えていた。 mmc.hateblo.jp ブレードランナー=2049の世界では、人間はあくまで人間のま…
「魔笛」 ~ モーリス・ベジャール・バレエ団2017年日本公演 ベジャール・バレエ団の『魔笛』日本公演は、4公演のうち、あと1公演を残すのみとなった。 モーツァルトの歌劇『魔笛』は、オペラ歌手にふとましい方々が多いため、禍々しいはずの夜の女王に対比…
ベジャールの『魔笛』、モーツァルトの音楽をバレエで見るというのがこれほどの歓びだとは思わなかった! というくらい面白く見ました。モーツァルトが、まるでベジャールがそのように振り付けるとわかっていたかのように音楽とバレエがシンクロするシーンは…
いろいろなネタバレがネットを開くと飛び込んできてしまうというのに、なかなか見に行けなかった『ブレードランナー2049』をようやく。3Dである、ということより音の良さを求めてのIMAX 3Dシアター視聴です。見てきた友人のほとんどが闘ったという尿意とは、…
中学の頃にTV画面の中のチベットに出会って以降、チベットのファンだ。人々が楽しげにピクニックをするなか、タンカと呼ばれる仏画の巨大なものが、丘の上から下に向けて広げられていく、壮大というか豪快な風景に、信仰といえばカトリックの教会のなかでの…
トシをとってくると、だんだんいろんな不調が出てくる。が、日常生活を送れる程度の不調、あるいは自覚症状のない病気などは、健康状態をひととおり調べる*1健康診断=健診だけではなかなか見つからない。見つけるには、初期の成人病だとか、医学や保険業界…
いやー、『散歩する侵略者』のBL度合い凄かったわ〜〜! — Mmc (@chevre) 2017年11月8日 映画『散歩する侵略者』、床に転がった相手に上から覆い被さるような姿勢で「おれが必要だろ?」って、尾崎南先生作品ばりのBL濃度で、まったく予想外だったので脳のBL…
映画『散歩する侵略者』予告編 【HD】2017年9月9日(土)公開 アップリンクで『散歩する侵略者』を。演技における演劇的なるものと映画的なるものについて興味深い作品だと聞き知って見に行ったのですが、わたしにとってはそれはおいといて、準主役のBL妄想…
アンヌ・ヴィアゼムスキーの『彼女のひたむきな12カ月』、ようやく読了。 彼女のひたむきな12カ月 作者: アンヌ・ヴィアゼムスキー,原正人 出版社/メーカー: DU BOOKS 発売日: 2016/07/08 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る ゴダール信者にはお勧…
晴れの休日なので世田谷文学館に行こうと調べたらお休み。じゃあル・シネマで映画を見ようと『ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ』と迷って『ブルーム・オブ・イエスタディ』に。タイトルと予告編から「昨日咲いた花は今日は咲かない、みたいな悲し…
先月末の今週のお題「読書の秋」で書いたエントリで上げた本のうち、『聖☆おにいさん(14) 限定版 (講談社キャラクターズライツ) 』は読了。『彼女のひたむきな12カ月 』は、ゴダール、キモい……と思いつつ読んでいるせいか、ここのところの忙しさのせいか、読…
上野の東京文化会館にバレエを見に行くと、帰りにほぼ毎回寄っているお店、湯島ワイン食堂パパン。まあとにかく、なにを食べても美味しい。でも夫の人と二人だと頼める皿数に限りがあるので、友達を呼んで一度に多品種食べたりもしています。 で、先日もまた…
一時期、「本当は怖い」ものが流行ったことがありました。10年くらい前かな、と思ったら……。1998年とか! 本や雑誌を参照してそれが2000年代じゃないっていうのが怖い……。 本当は恐ろしいグリム童話 作者: 桐生操 出版社/メーカー: ベストセラーズ 発売日: 1…
今週のお題「私の癒やし」 癒やしといえば、いやしん坊、ちがう、食いしん坊なわたしはやはり、甘いもの。特に心身ともに疲れているときには、技巧的なケーキより、シンプルなショートケーキ、シュークリームあたりに溺れたくなる。その中でもクリームとスポ…