『攻殻機動隊2.0』＠新宿ミラノ

押井監督と主要声優の舞台挨拶つきの『攻殻機動隊2.0』を新宿ミラノで途中から（舞台挨拶は上映後）。三度、鳥肌が立ちました。よんどころない事情で後半から見ることになったので、最初からまた見に行かなくちゃ。平日20時からの回ならそんなに混まないだろうから仕事帰りに行ってこよう。

それにしても…　イノセンスじゃなくこれがあの頃じゃなくて現在、カンヌに出品されていたら、ということをどうしても考えてしまいます。お話に関係ないところでは、冒頭で素子が脱ぎ捨てるコートの襟内側のレースのようなスカラップ模様が今回はあるのかどうか、ということが気になります。

監督は新作の『スカイ・クロラ』と『攻殻機動隊2.0』のバージョンアップを終えても「イノセンスのときのように疲弊しきった感じはなかった」と言っていたけれど、やっぱりそれって空手による体力増強効果なんじゃないかなあ。映画館入り口にいたときに、目の前を榊原さんや監督、大塚さん、田中さんが通っていったけど、監督、やっぱり頬がリフトアップしたまんまだったし。あと田中さんの素子へのほとばしる恋情を聞けたのがなんか気恥ずかしかった。最後のほうなんかちょっと涙声だったし。

ところで映画を見終わって伊勢丹方面に移動中、シネコンに変貌を遂げている新宿ピカデリーの前を通りました。ここ、「世界初！のプラチナルーム」という直通のエレベーターで上がる2室限定のおふたり様利用で30,000円の映画鑑賞室や、カッシーナ・イクスシー社が初めてデザインした世界で唯一ここにしかないオリジナル劇場用シートのおひとり様5,000円の22席のプラチナシートがあるそうなんですが…　それなんてハッテン場？