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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

メモを取るデバイスの選択について

ひさびさに講演を聞きながら夢中でメモを取る、というのをやったのですが、今後のこういうメモの入力デバイスについて、ふと考えてみました。

これまでこういう機会には紙のノートにペンでメモしていたのですが、上記はiPhoneフリック入力ですべてメモしました。右手でひたすら入力する間、iPhoneを持っていた左手が痛くなったほかは、いいことづくめ。入力したものを文章的に再構成するのに、てにをはや誤変換を直す程度ですむほか、わからないことはそのまま調べられるし、載せるところへの移送も簡単。さらに、テープ起こしと違って、聞いているときに自分が興味を惹かれたところをリアルタイムでフォーカスしてメモするという、紙のノートでの特質も備えています。

紙のメモだと、わたしはかなり悪筆なので、あとで自分の書いたものの解読に頭を悩ませることがある上、誰かに共有しようとした場合、一度すべてデジタルに手打ちで移す必要があります。紙の場合の利点は、充電切れしないことと、ノートを持つ手が痛くなったりしないこと、かなあ。

デジタルネイティブには悩むまでもない問題かもしれないけど、今後、どっちの方法をメインにするか、悩ましい……。でも、わたしのゴーストが囁くんです、「まだよ、まだ紙の出番は捨てちゃだめ」って。