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「柳川静脈」完成披露試写会@ボートレース江戸川

前日は低気圧と寒さでぶっ倒れてましたが、晴れてくれたので参加してきました。

「柳川静脈」というのは、『東京静脈』から始まる、都市を流れる川から都市を眺めるというコンセプトの映像作品の最新作。

今回、クラウドファンディングで制作協力した人向けに、完成披露試写会が行われたのです。場所は、川がコースとなっている珍しいボートレース江戸川さん。


ボートレース江戸川にいちばん近い駅は船堀駅。その駅に着く直前に線路は荒川を越えますが、荒川に沿って高架になっている首都高環状線の向こう側に見えている川、中川放水路がボートレース江戸川です。


入り口向かって右側にある埴輪像の下に集合。撮り忘れたけど、左側には大魔神像があります。


場内に入ると堤があって、その向こう側が中川放水路。今日は強風過ぎて、あらぶっていたテラス用のテーブルと椅子は、このあと係員のおじさんによって屋内にしまわれてました。


で、堤に登るとこの風景が開けます。一枚目の写真とは逆に、今度は首都高環状線の向こうに荒川が見えます。



撮影禁止、通話禁止の競艇選手のピットを見学してから、試写会の行われる会場へ。おいしいお弁当をいただきつつ、まったくの競艇初心者にも舟券の買い方などがよくわかる映像。実際にレースに使う舟や、選手用のプロテクター、ケブラー繊維でできたジャケットにヘルメットなどが置いてあり、着たり乗ったりできます。スクリーン背後のカーテンが開くと、コースが一望できます。



さて、お待ちかねの「柳川静脈」試写。一度通しで見てから、二回目は野田真外監督のコメントを聞きながら鑑賞。写っているいろいろなあれこれについて、監督本人から聞ける贅沢!


試写後、日当たりの良い屋内からレースの様子を見ながら、今日のイベントに参加していた競艇暦4年の女子に、差し、マクリなどの説明を受けて、なんとなく競艇がどんなものかわかってきました。かなり競馬に似ているっぽい。


さて、今日はこのように「『柳川静脈』完成記念」冠レースが! そこで二連単、1,000円ずつの全て内容の異なる舟券が一人2枚ずつプレゼントされ、運試し。なんと同じテーブルの方が大当たりでした!

そのあともう1レースの予想に挑戦し、ビギナーズラックには残念ながら恵まれず。そしてその後、同じ階にある様々な現代美術作品の収蔵品を見せていただき、大興奮! 水木しげる東海道妖怪五十三次や、四畳半くらいの正方形から折っていく創作折り紙、漆喰職人の素晴らしい壁、眠るアトム、ムットーニ…。

これらをじっくり見るためにまた来たいけど、この試写会の行われた階自体が、見学ツアーや今回のようなイベントでないと入れない場所なのだそうです。うーむ、ボートレース江戸川のメルマガ登録して、見学ツアーの機会を待とうかしら?