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MOOMIN!ムーミン展@松屋銀座

ムーミン展最終日、がんばって開店直後に行ったにも関わらず、混み具合は朝のラッシュの電車のごとし。そこを変な風に首を伸ばしたり、かがんだりして作品を見てたら、いつのまにか2時間経ってました。そして、展示会場を抜けたムーミングッズ売り場もバーゲン会場かのような混雑!

なんとか図録とゴンチャロフのチョコ入りの缶ケースだけ買って出て来たら、入場待ち列が会場であるところの8階から3階までのびてました。最終日の今日は早仕舞いなわけだけど、並んだ方はみんな見られたのでしょうか。

作品は友人から聞いてていたとおり、びっくりするくらい小さいサイズのもの多数。なのに、マッチ箱表裏くらいしかない作品までもが神業的な巧さ。たまに切り貼りしたりホワイト使ったりしてるとホッとするくらいに巧い。

挿し絵になった最終形態と、その手前の習作やスケッチも一緒に展示してあるものがたくさんあったのですが、どっちが実際の挿し絵か、名札を隠してクイズ出されたらわからないだろうものだらけ。

あと、伝わりやすくするためにマンガ的にそこを省略するのね、とかいうことがわかったりと、混んでなければもっと……、つまり、落ち着いて見たければ現地フィンランドタンペレ市立美術館に行け、という感じでした。

当たり前だけど、ムーミン以外の彼女の作品の挿し絵はいっさいないしね。

不思議の国のアリス誠実な詐欺師 (ちくま文庫)旅のスケッチ: トーベ・ヤンソン初期短篇集 (単行本)