読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

勝手に値付け、しないでほしい

あっ、また帰りに読む本を読み切ってしまった……。

と、ぼんやり歩いていたら、ラテン系っぽい背の高くないがっちりした若者に指笛を吹かれたうえ、流暢だけど間違った日本語でナンパされる。いわく、「わたしたちと一緒にワインを楽しみませんか!」。

わたしたちって、あなた一人で歩いてるじゃないですか……。それとも、わたしたちと、のとが余計なのだろうかと思いつつ苦笑して首を横に振ると、肩をすくめて去っていった。

こういうのって、あまり、いやだいぶうれしくないんですよね。それとも還暦越えたりすれば、うれしいと思えたりするのだろうか?

ひねくれたモテ自慢とかではなく、これをモテ自慢と思う人とはたぶんわたしのモテの定義が違うんだと思う。

わたしの考えるモテは、男女問わずモテる、みたいな人格含んだ魅力によるものなんだけど、単に性的魅力に惹かれることがモテの第一要件という人もいる。

しかし、わたしはよく知らない人から一方的に性的に査定された結果を告げられたくはないんである。わたしを勝手に市場に上げるな! という気持ちになるので。