読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

Happy Tibetan's Independence Day!

いきなりですが、バレンタイン・デーの前日、2/13はチベット独立記念日です。中国内チベットは、今年もまるで恒例のように3月末までとみられる外国人立ち入り禁止令が出ています。

これは本土チベット人がこの時期から3月末にかけて、自分たちのアイデンティティについて訴える契機となる日が多いためです。観光客に本土チベット人のそうした姿を、中国共産党政府が見せたくないためでしょう。こうした不自然な措置がなされず、香港のように一国二制度が実現されることを願います。

そもそも口約束のようなものである、チベット中国共産党政府が取り交わした文書にあった、人民の様々な自由が保障されないのは、香港の人たちと違って、チベット人を野蛮人だととらえている人種差別的態度があると思っています。ウイグルに対する態度も同根でしょう。ウイグルに関しては、イスラム諸国、特にトルコがもっと頑張ってくれたら、とは思いますが。

そんな2/13、Students for a Free Tibet Japan(SFTJapan)は東京で年次総会を行い、「2020年東京五輪に向けたチベット問題解決への道筋」をテーマに議論しました。わたしは仕事で行けずでしたが、会議に出る前のお友だちと神保町ランチしていてふと、「インターナショナル」の話に。

あの歌詞、今ではほとんどチベットウイグルの人たちに似合う内容になっています。メロディも歌詞もいい歌だと思うのですが、アレルギーのある人は多いだろうなとも思います。歌詞の和訳の著作権が微妙なので、興味のある方は「インターナショナル 歌詞」で検索してみてください。そして、チベットウイグル、ロシアの周辺の虐げられている国を念頭に読んでみていただけたらと思います。

なお、この歌の英語詩、ジャズバージョンは、マイケル・ムーアの映画『キャピタリズム マネーは踊る』のエンドロールで流れました。こちらの映画も、ぜひ。