錯誤と妄想
昔からなのだが、「りんごの唄」を脳内で勇壮に歌うと途中から「戦え!仮面ライダーV3」になってしまう奇病に悩まされている。つまり、こう。
赤いりんごにくちびるよせて
だまってみている青い空
りんごはなんにも言わないけれど
父よ母よ妹よ
風の唸りに血が叫び
力の限りぶち当たる
V3の歌詞の始まりが「赤い赤い赤い仮面の」なのが幼少時の錯誤に繋がったのかも? いや待てよ、むしろりんごを投げつけてデストロンを倒すのでは? となるとザムザを変身させたのもデストロンの前身?!
というわけで、妄想の結果を総合して補足すると、
・デストロンはカフカの時代から暗躍している悪の組織の後継であり
・V3の頃には「一日りんご一個は医者いらず」といわれるりんごを殲滅せんと謀っており
・りんご農家の一人息子、風見志郎がバイクでツーリングに出かけた途上、仮面ライダー1号2号を助けているあいだにその父と母、妹をハサミジャガーにより殺害
・志郎は世話する人のいなくなったりんごと自身の怒りにより、りんごのごとき赤い仮面でデストロンに立ち向かう
というわけですね(違います)。
外の景色がブレランっぽい昭和な昔ながらの佳き喫茶店にいても、だいたいこういうくだらないことを妄想しています。